Saturday, April 18, 2020

「痩せやすく、太りづらい体づくり」のために摂るべきビタミン(ウィメンズヘルス) - Yahoo!ニュース

ビタミンDには、除脂肪体重(体重から脂肪をひいたものを指す)を増加させる可能性があるとのことがわかった。最新の研究結果を見ていこう。

【写真】体内でビタミンDが欠乏している5のサイン

栄養代謝学会誌『Annals of Nutrition & Metabolism』に掲載されたこの研究によると、研究者は、ビタミンDのサプリメントを1年間服用し続けることが、健康的な成人の身体組成や体力にどれほどの影響を与えるかを明らかにするために、本研究を実施した。

中国と日本の研究者たちは、95人の被験者を採用し、被験者の半数には420IUのビタミンD3を与え、残り半数の被験者には偽薬を与え、1年間毎日服用するように指示を出した。その1年後、被験者たちの除脂肪体重と体脂肪率を測定し、1年前のデータと比較。さらに、ハンドグリップストレングスやレッグエクステンション、心肺フィットネスのスコアをもとに、被験者たちの体力も測定した。

この結果、ビタミンD3のサプリメントを服用していた被験者たちには、除脂肪体重の増加が著しく目立っていたのに対し、偽薬を服用していた被験者たちは何の変化もみられなかったそう(除脂肪体重は、全体重から体脂肪を差し引いて計算されている)。上記の体力測定については、両者ともに違いは見受けられていない。

この特定の研究では、ビタミンDによる筋力の変化はないと結論付けられているが、除脂肪体重の改善が筋肉機能を全体的に向上させる可能性があることを示唆する研究はいくつか存在する。例えば、2017年に科学情報誌『PLOS ONE』に掲載された論文によると、(特に高齢者は)ビタミンD不足と筋力の低下が結びつけられている。学際的研究誌『Bone Reports』に掲載された別の研究によると、ビタミンDは骨の健康の改善に役立つことで長年支持されてきたが、今では特に筋力低下や筋肉痛といった筋肉機能におけるビタミンDの役割に関する認識が高まっているとのこと。

また、特に北部地域に住んでいる人は、冬の時期にビタミンDのサプリメントを服用すると効果的。インターマウンテン・ヘルスケアの疫学者、ハイジ・メイ博士いわく、太陽に当たりビタミンDを摂取する価値は高いそう。

「引き続き、ビタミンDとその効能について研究を続けています」と、メイ博士。「ビタミンDの不足は、心臓血管の健康から免疫の低下まで、さまざまな健康問題にひも付いています。賢く太陽光を浴びながら体をもっと動かすことで、健康上のメリットは倍増します」

サプリメントを服用する場合、1日あたりのビタミンDの必要な摂取量については今も議論が絶えない。推奨されるビタミンDの必要摂取量は600IUだが、世界最古の学会誌『Endocrine Society』によれば、1日あたり1500~2000IUを摂取するように推奨されている。

食事からビタミンDを摂取する場合は、メカジキやサーモン、ツナ、牛乳、ヨーグルト、卵、チーズなどの食品を食べてビタミンDを十分に摂取すること。

ビタミンDが不足していないか心配な人は、血液検査が確実に知る唯一の方法であるため、次の健康診断でビタミンDの血中濃度を測定してもらおう。サプリメントを取り入れようと検討中の人も、服用する前に必ず医師に相談を。

※この記事は、『ランナーズワールド』から翻訳されました。

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