Thursday, April 16, 2020

【社説】文政権の失政がいくらひどくても、国民は統合党に入れなかった - 朝鮮日報

 15日に行われた韓国総選挙で野党・未来統合党が惨敗した。未来韓国党の比例議席を合わせても110議席をようやく超える水準にとどまった。ソウル市、仁川広域市、京畿道など首都圏では前回の惨敗ぶりを上回る没落に近い敗北を喫した。通常政権発足から3年目に行われる総選挙は政権に対する中間評価の性格を帯びる。しかし、今回は政権ではなく、野党が審判を受けた。1987年の民主化以降に行われた全国規模の選挙で主要政党が4連敗したことはなかった。韓国国民はこれまで権力が一極に集中することを認めなかったのだ。しかし、今回世論は前回総選挙、大統領選挙、地方選挙に続き、再び民主党を支持した。

 コロナ事態で政権の失政が隠された点もあったが、今回の選挙は野党が負けることは許されない選挙だった。政府の所得主導成長失敗で景気が低迷し、自営業者や零細事業者など多くの人々の生活が困窮した。脱原発など国家的自害政策はいかなる批判にも耳を貸さずに推進している。チョ・グク元法務部長官の任命強行と国民分裂、理解不能な「ネロナムブル」(自分がやればロマンスだが、他人がやると不倫になるという意味で、ダブルスタンダードを批判した新語)、蔚山での選挙工作事件など現政権の行いは選挙で審判を受けるべきだった。それでも有権者は今の野党には投票しなかった。「政権の失政がいくらひどくても、統合党には入れられない」という国民があまりに多かった。

 朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領の弾劾当時、首相だった人物が党の顔になり、選挙の行方を左右する中道層の支持を得るには根本的な限界があった。黄教安(ファン・ギョアン)代表はそれ以降、党の改革のために何をしたのか見えてこない。小さな既得権益に恋々とする印象を与えた。総選挙を控え、人材を迎え入れるどころか、国民の前に示す公約すらまともに準備できていなかった。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>

Let's block ads! (Why?)



"いくら" - Google ニュース
April 16, 2020 at 08:04AM
https://ift.tt/3emAalc

【社説】文政権の失政がいくらひどくても、国民は統合党に入れなかった - 朝鮮日報
"いくら" - Google ニュース
https://ift.tt/3amK9Ff
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Share:

0 Comments:

Post a Comment