2019年11月04日20時26分
【バンコク時事】安倍晋三首相は4日、訪問先のバンコク近郊で韓国の文在寅大統領と約10分間、対話した。安倍首相は元徴用工問題に関し、日韓請求権協定に基づき解決済みとの立場を伝達。両国間の懸案について、従来通り外交当局間の協議によって解決を図る考えを示した。
日韓首脳の対話は、昨年11月にパプアニューギニアで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の際に行って以来。
首相に同行している西村明宏官房副長官によると、今後の日韓首脳会談に関して具体的なやりとりはなかった。韓国側の発表では、文大統領が首脳会談も念頭に高位レベルの協議の検討を提案し、首相は「全ての可能な方法を通じて解決法を模索するよう努力しよう」と答えた。
元徴用工問題をめぐり首相は、韓国最高裁判決は1965年の日韓請求権協定に反し、国際法違反の状態だとして是正を求める日本の原則的立場を重ねて伝えた。韓国側によると、両首脳は両国関係は重要との点で一致し、懸案は対話を通じて解決しなければならないとの原則を再確認した。
首相は、即位礼正殿の儀への李洛淵首相の参列に謝意を示した。
2019-11-04 11:26:00Z
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