仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
落し物情報ポータルサイト「落し物ドットコム」を運営するMAMORIO(東京都千代田区)は、財布の紛失・置き忘れの実態調査を実施した。財布をなくして見つからなかった経験がある人は34.7%。財布がなくなったときの金銭的・精神的・時間的損害を金額で換算すると、「10万〜20万円」(23.3%)が最多となった。
以下、2位が「7万〜10万円」(16.7%)、3位が「30万円〜」(12.7%)と続く。
財布をなくしたときに最も被害を感じることについて尋ねたところ、「カード類、免許書などへの悪用リスク」(66.7%)が最も多かった。その他、「カード類、免許証などの再発行手続きの手間」(18.3%)、「現金などの金銭的損害」(9.7%)といった声が寄せられた。
普段の財布に入れている現金を聞いたところ、「1万〜3万円未満」(46.0%)と「1万円未満」(41.7%)が約9割を占めた。また、持ち歩いている財布の価格帯も同様の結果となった。
調査はインターネットで、20〜60代の男女300人を対象に実施した。調査期間は6月23〜30日。
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