萩生田光一文部科学相は20日の国会で、2020年度に始まる大学入学共通テストで、記述式問題の採点を請け負う会社を傘下に持つ通信教育大手ベネッセコーポレーションに対し、「採点業務の中立性、信頼性に疑念を招く(行為があった)」として、文科省が今後厳重に抗議し、是正を促すことを明らかにした。
ベネッセが高校向けに配布した資料に、共通テストに向けた記述式の採点基準の作成などで助言事業を請け負っている旨の記載があり、模擬試験や対策講座などのほかの営業活動に利用した疑いがあるという。関係者によると、資料はベネッセが17年、首都圏約250の高校、約300人の教員を対象に大学入試改革に伴う自社サービスなどについて説明した会合で配られたという。
20日の衆院文部科学委員会で、国民民主党の城井崇氏が「現場や受験生から見たら、あの会社の模試がいいんだなと思う」と指摘。萩生田氏は「学校現場に対して、このような資料を配布することは、記述式問題の採点業務の中立性、信頼性に疑念を招く」と認めた。
ベネッセの子会社は、共通テス…
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2019-11-20 11:38:22Z
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