残すところ1週間を切った冬の移籍市場。シーズン開幕前の夏ほどではないものの、南野拓実(ザルツブルク→リヴァプール)、アーリング・ハーランド(ザルツブルク→リヴァプール)、ヘイニエル(フラメンゴ→レアル・マドリード)など、将来有望なタレントたちの移籍は世界中で大きな話題となった。また期限最終日までに、ヨーロッパの複数クラブを巻き込む“玉突き移籍”が発生する可能性があるとして、今後の動向にも大きな注目が集まっている。
そんな中、移籍情報サイト『transfermarkt』は、これまでのキャリアで発生した移籍金の総額が最も高い兄弟選手を特集。本稿では、2人そろって現役という兄弟に的を絞って、以下、ランキング形式で紹介する。兄弟そろって高額移籍を実現したパターンや、兄(弟)だけが大出世を遂げたパターンなど、サッカー界にも実に様々な兄弟が存在することが分かるはずだ。
※情報はすべて1月27日時点のもの。金額は『transfermarkt』参照
※日本円は1月27日時点のレートで換算
※カッコ内は現所属クラブ
10位 ボアテング兄弟
兄:ケヴィン・プリンス・ボアテング(フィオレンティーナ) 4070万ユーロ(約49億円)
弟:ジェローム・ボアテング(バイエルン) 2710万ユーロ(約33億円)
合計:6780万ユーロ(約82億円)
ケヴィン・プリンス・ボアテングとジェローム・ボアテングは異母兄弟。出身は共にベルリンだが、兄はガーナ代表、弟はドイツ代表を選択した。弟のジェロームは、今冬のバイエルン退団の可能緒性が報じられている。
9位 アイェウ兄弟
兄:ジョルダン・アイェウ(クリスタル・パレス) 2460万ユーロ(約30億円)
弟:アンドレ・アイェウ(スウォンジー) 4690万ユーロ(約56億円)
合計:7150万ユーロ(約86億円)
過去に、スウォンジーやガーナ代表で共演を果たしたこともあるアイェウ兄弟。弟のアンドレが2016年夏にウェストハムへ移籍した時の移籍金2410万ユーロ(約29億円)は、当時のクラブ史上最高額だった。なお、彼らの兄にあたる長男イブラヒムも現役のサッカー選手で、現在はジブラルタルでプレーしている。
8位 マティッチ兄弟
兄:ネマニャ・マティッチ(マンチェスター・U) 7645万ユーロ(約92億円)
弟:ウロシュ・マティッチ(アポエル) 300万ユーロ(約4億円)
合計:7945万ユーロ(約96億円)
スロバキアのMFKコシツェ時代は兄弟で同じチームでプレー。その後、チェルシー、ベンフィカ、マンチェスター・Uと数々のビッグクラブを渡り歩く兄に対し、弟はオーストリアやデンマークでプレーしたあと、現在はキプロスのアポエルに所属している。
7位 ベンテケ兄弟
兄:クリスティアン・ベンテケ(クリスタル・パレス) 8765万ユーロ(約105億円)
弟:ジョナタン・ベンテケ(アレマニア・アーヘン) 10万ユーロ(1000万円)
合計:8775万ユーロ(約105億円)
兄クリスティアンは2015年夏、4650万ユーロ(約56億円)という移籍金でリヴァプールに加入。しかし、ユルゲン・クロップ監督の構想外になったことから、1年での退団を余儀なくされた。それでも、クリスタル・パレスが支払った移籍金は3120万ユーロ(約38億円)。なかなかの高額だった。
6位 ポグバ兄弟
兄:フロランタン・ポグバ(無所属) 50万ユーロ(約6000万)
弟:ポール・ポグバ(マンチェスター・U) 1億500万ユーロ(約126億円)
合計:1億550万ユーロ(約127億円)
弟ポールは、2016年夏に当時の史上最高額となる1億500万ユーロ(約126億円)で、ユヴェントスからマンチェスター・Uへ移籍。初めて発生した移籍金が1億ユーロ超えという偉業を成し遂げた。兄フロランタンは昨年、MLSのアタランタ・ユナイテッドに所属していたが、現在はフリー。なお、フロランタンの双子にあたるマティアスは、スペインの下部リーグでプレーしている。
5位 エルナンデス兄弟
兄:リュカ・エルナンデス(バイエルン) 8000万ユーロ(約96億円)
弟:テオ・エルナンデス(ミラン) 4400万ユーロ(約53億円)
合計:1億2400万ユーロ(約149億円)
共にアトレティコ・マドリードの下部組織で育ったエルナンデス兄弟。しかし、弟テオは2017年夏に宿敵レアル・マドリードへ移籍。兄のリュカも昨年夏にバイエルンへ完全移籍を果たした。2人の売却によってアトレティコが手にした移籍金は1億ユーロ以上。チームの戦力としては大きなマイナスだが、古巣に莫大な利益をもたらしたのは間違いない。
4位 イグアイン兄弟
兄:フェデリコ・イグアイン(無所属) 248万ユーロ(約3億円)
弟:ゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス) 1億5900万ユーロ(約191億円)
合計:1億6148万ユーロ(約194億円)
弟ゴンサロは2016年夏、移籍金9000万ユーロ(約108億円)でナポリからユヴェントスに加入。2018年夏に、クリスティアーノ・ロナウドが1億1170万ユーロ(約141億円)の移籍金でユヴェントスに加入するまで、セリエA史上最高額だった。兄フェデリコは昨年末までMLSのコロンバス・クルーに所属していたが、ケガもあって現在は無所属となっている。
3位 アザール兄弟
兄:エデン・アザール(レアル・マドリード) 1億3500万ユーロ(約162億円)
弟:トルガン・アザール(ドルトムント) 3550万ユーロ(約43億円)
合計:1億7050万ユーロ(約205億円)
アザール兄弟は昨年夏に揃って移籍。兄エデンは1億ユーロ(約120億円)でレアル入り、弟トルガンは2550万ユーロ(約31億円)でドルトムント入りを果たした。アザール一家にはさらに、三男キリアン(現サークル・ブルージュ)、16歳の四男エタンが控えており、彼らがさらに多くの移籍金を生み出す可能性がある。
2位 エンバペ兄弟
兄:ジレス・ケンボ・エココ(無所属) 370万ユーロ(約4億円)
弟:キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン) 1億8000万ユーロ(約216億円)
合計:1億8370万ユーロ(約220億円)
実は、エンバペにもサッカー選手の兄がいる。といっても、実質的な血縁関係はなく義兄だが、11歳年上のジレス・ケンボ・エココは昨年夏までトルコでプレー。2012年から2017年までは、アル・アイン(UAE)やアル・ジャイシュ(カタール)など中東を拠点に活動していた。また真の兄弟として、13歳になる弟のエタンがパリ・サンジェルマンの下部組織に在籍中。彼もまた有望株とされており、レアル・マドリードが獲得に興味を示しているようだ。
1位 ルカク兄弟
兄:ロメル・ルカク(インテル) 2億356万ユーロ(約245億円)
弟:ジョルダン・ルカク(ラツィオ) 400万ユーロ(約5億円)
合計 2億756万ユーロ(約250億円)
今回のランキングで1位に輝いたのは、ルカク兄弟だ。兄ロメルは昨年夏に、クラブ史上最高額となる移籍金6500万ユーロ(約78億円)でインテルに加入。キャリア5度目の移籍であり、これまでの移籍金総額は2億ユーロを突破した。サッカー界では、クリスティアーノ・ロナウドの2億3000万ユーロ(約277億円)、ネイマールの3億1020万ユーロ(約373億円)に次いで、史上3番目の記録になる。弟のジョルダンもセリエAでプレーしており、兄弟対決にも注目が集まる。
(記事/Footmedia)
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January 28, 2020 at 01:09PM
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