こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
久しぶりに会った友人が、「今度、羽生結弦(はにゅう・ゆずる)選手が出演するアイスショーに行く予定なの!」と、うれしそうに話してくれました。「いいな~、どんな衣装で登場するのかも楽しみね~」と返したら、「そうなの! 衣装も彼のプログラムによく合ってるし!」と興奮気味……。
そういえば、フィギュアスケートの衣装って一体いくらくらいなのかしら? 興味が出てきたので、早速調べてみることにしました。
フィギュアスケートの衣装は、既製品なら女性用のワンピースタイプは1万円台から、男性用の衣装(トップスとパンツ)は2万円台からというのが平均価格のようです。もちろん、オーダーメイドにしたり、デザインに凝るほど価格は高くなっていきますが、意外とリーズナブルな衣装もあるのですね。
ちなみに、スケートをするために必ず必要になるスケート靴はいうと、ジャンプなどの激しい動きに耐えられるスケート靴となると、1足12万円ほどするようです。1足では足りないでしょうから、複数の靴を持つとなると、衣装よりもスケート靴に費用がかかるのですね。
気になるのは、トップ選手たちの美しい衣装。羽生選手や宇野昌磨(うの・しょうま)選手、本田真凜(ほんだ・まりん)選手、ロシアのエレーナ・ラジオノワ選手など、数々のトップ選手の衣装を作ってきた衣装デザイナーの伊藤聡美さんによると、どの選手の衣装かは明確になっていませんが、一番高かった衣装は53万円くらいとのこと。
トップクラスの選手ともなると、複数の衣装が必要になってきますから、1シーズンあたり100万円くらいはかかっていると想像できますね。あんな繊細なデザインの衣装ですもの、やっぱりお高いわね~!
伊藤さんは、選手の演目の世界感に合わせた衣装を目指しつつ、動きの邪魔にならないように、選手の体がより美しく見えるようになどを考慮して衣装を制作するそうです。美しい装飾を施しながらも、衣装の重さは女子で300g、男子で800gほどで仕上げるそう。まさに職人技ですね!
最近のフィギュアスケート選手の衣装は、自由にデザインされているように見えますが、厳しいルールがあって、規定に違反していると減点の対象になってしまうのだそうです。
例えば、過剰に肌を露出したもの、肌色の布で覆われていても裸を連想させるものはNG。女子の場合は、スカートで腰回りが覆われていること、男子の場合はタイツは禁止となっています。また、衣装のスパンコールや羽根などがリンクに落ちただけでも減点対象になるのだそう(厳しいルール!)。
確かに、フィギュアスケートの衣装って品のよさが感じられるので、安心して見ていられるんですよね。あの上品さは、このルールがあるからこそだったのかもしれません。これからは、衣装にも注目しながらフィギュアスケートを楽しみたいと思います!
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March 17, 2020 at 07:00PM
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