Monday, March 16, 2020

2020年の花粉対策費用、何にいくらかけますか? - マイナビニュース

今がまさに最盛期といえる花粉症。折しも今年は猛威を振るう新型コロナウイルスの陰に隠れ、あまり取り沙汰されていない印象だが、それでも花粉症持ちにとっては、憂鬱な症状に悩まされる季節の到来に変わりはない。

目のかゆみや涙目、くしゃみや鼻水、鼻詰まりや頭痛、発熱など花粉症の症状はさまざまであり、対処法も人によって異なる。従って花粉症対策にかけるコストも、それぞれの症状の重さや対処方法、考え方などで違いが生じるだろう。そこで今回は、花粉症に悩むマイナビニュース会員361名に、2020年の花粉症対策費用と、それを何に使う予定なのかを聞いてみた。

Q.2020年の花粉症シーズンには、花粉症対策としてどれだけのお金をかける予定ですか

1位:1,000円未満(29.6%)

2位:3,000円以上5,000円未満(20.8%)

3位:1,000円以上3,000円未満(17.5%)

4位:5,000円以上7,000円未満(10.2%)

5位:0円(10.0%)

6位:7,000円以上10,000円未満(6.4%)

7位:10,000円以上30,000円未満(4.4%)

Q.具体的に何にかける予定なのかを教えてください

■1,000円未満

・「のど飴、マスク」(45歳男性/建設・土木/その他・専業主婦等)
・「目薬、ティッシュペーパー」(58歳男性/リース・レンタル/営業関連)
・「点鼻薬」(50歳男性/通信関連/営業関連)
・「マスクと、症状がひどい時用の薬」(38歳女性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

■3,000円以上5,000円未満

・「マスク、鼻炎の薬、メガネガードなどにかける予定です」(63歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「花粉をシャットアウトする塗り薬や、衣類に付着するのを防ぐスプレーなどを購入したい」(61歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
・「性能の良いマスクを買ったり、飲み薬や目薬を買うつもりです。症状がひどければ病院へ行きます」(59歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「洋服に直接吹きかける花粉防止スプレーと目を洗う洗浄薬、目薬と花粉やアレルギー対処薬を購入。目を守るゴーグルも購入します。他にはマスクを箱買いして、毎日取り換えて使っています」(52歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

■1,000円以上3,000円未満

・「鼻炎薬、目薬」(39歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「マスク。花粉ブロックのスプレー。鎮痛剤」(47歳女性/教育/その他・専業主婦等)
・「病院の診察代と処方薬の代金」(42歳女性/アウトソーシング/事務・企画・経営関連)
・「新型コロナの影響で、2月初めに箱入りマスクをストックしました。マスクと目薬2個で対策してます」(43歳女性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)

■5,000円以上7,000円未満

・「主に薬です」(21歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「花粉専用マスク。空気清浄機。目薬などの薬剤」(47歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
・「医療機関の診療と処方薬。マスクや花粉症対策のグッズ」(39歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「花粉症を抑える鼻炎薬と目薬、花粉症用のマスクを買う予定」(48歳男性/流通・チェーンストア/IT関連技術職)

■7,000円以上10,000円未満

・「薬代金がほとんどです」(59歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/営業関連)
・「マスクが手に入らず、いつもは100均で購入しているものを、たまに入荷するドラッグストア店頭でしか購入できない」(39歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「病院の通院費、薬。マスク。市販の薬。ヨーグルト。目薬」(38歳男性/流通・チェーンストア/営業関連)
・「去年までマスクをしていたが、今年はコロナウイルスのため、入手困難でいくらかかるか予想がつかない」(49歳男性/専門店/販売・サービス関連)

■10,000円以上30,000円未満

・「通院費用、処方箋薬の購入費用、マスク購入費用、ポケットティッシュ購入費用、鼻うがい等の市販薬購入費用」(44歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/事務・企画・経営関連)
・「空気清浄機を買い換える」(30歳男性/リース・レンタル/営業関連)
・「夏以外は花粉症なので、病院の薬代に1万円以上はかかります。それと外出時のマスクは欠かせません。特に今はマスク不足なので、使い捨てのマスクも洗濯して使用しています。洗ったマスクを着けると鼻の周りがイガイガしたりするので、毛玉取り機で丁寧に取って着けると大丈夫です」(51歳女性/専門店/販売・サービス関連)

■総評

調査の結果、2020年の花粉症シーズンに、花粉症対策としてかける予定の金額の1位は、3割近くの票を集めた「1,000円未満」(29.6%)となった。以下、2位「3,000円以上5,000円未満」(20.8%)、3位「1,000円以上3,000円未満」(17.5%)、4位「5,000円以上7,000円未満」(10.2%)と続いた。

具体的に何にかける予定なのかを聞いたところ、予算の多寡に関わらず、まず「マスク」を挙げる人が多かった。それに加えて目薬や鼻炎薬などの市販薬、スプレーやティッシュなどが続き、予算額が増えるにつれて医療費や病院の処方薬、花粉防御用のゴーグルなどが加わっていく印象だ。中には空気清浄機を購入するという人もいた。

ただ今年は、花粉症対策の基本装備ともいえるマスクが、容易には手に入らない。例の新型コロナウイルスの影響でマスク需要が高まり、市中のマスクが払底しているためだ。店頭からはマスクの在庫が消え、ネットでのマスク価格が高騰したことは記憶に新しい。今回、高額の花粉症対策費を予定している人の中には、マスクの買いだめや高価格のマスクの購入を余儀なくされることを想定しているという事情もあるようだ。

幸い、3月15日からはマスクの高額転売は法律で禁止され、違反すれば罰則対象となる処置が実施された。各マスクメーカーは増産体制に入り、政府によるメーカーへの補助金の交付なども行われる。さらに、政府が備蓄するマスク250万枚余りを放出する方針も決定した。

感染症の予防とは異なるものの、花粉症持ちにとってマスクは必需品であり、今回の品薄状態は厳しい状況だろう。筆者も花粉症持ちなので、マスクが手に入らず、ハンカチでくしゃみを抑え、その度に周囲からまるでコロナの感染を疑うかのように白い目で見られることも実際に体験している。そんな日々が、一日も早く終わることを祈らずにはいられない。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2020年3月7日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 361名(男性227名 女性134名)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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