Tuesday, February 4, 2020

IIJmioの家族割「ファミリーシェアプラン」は月額料金をいくら節約できるか - bitWave

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?

IIJmioでは家族間でデータ通信量をシェアできる、「ファミリーシェアプラン」を提供しています。

格安SIMの中ではめずらしいIIJmioのファミリーシェアプランですが、単体で契約するのと比べて月額料金をいくら節約できるのか気になりますよね。

IIJmio「ファミリーシェアプラン」まとめ

  • 家族で12GBのデータ通信量をシェア
  • 2人家族でも月額1,000円台で利用できる
  • 家族同士の通話料に対する割引が充実
  • 12GBで足りない場合はデータ通信量の追加も可能

今回はIIJmioのファミリーシェアプランの内容と共に、家族の人数によって月額料金がいくらになるのかシミュレーションしてみました。

また単体で契約した場合と比較して、ファミリーシェアプランだと月額料金がいくら節約になるのかも解説しています。

家族でIIJmioを契約しているのにファミリーシェアプランに加入していない方、家族で他社からIIJmioへの乗り換えを検討している方は必見です。

トップ画像引用元:ファミリーシェアプラン 家族みんなで乗り換え!│格安SIM/格安スマホのIIJmio

IIJmio「ファミリーシェアプラン」の概要

IIJmioのファミリーシェアプラン

画像引用元:格安SIM/格安スマホのIIJmio

まず最初に、IIJmioの家族割「ファミリーシェアプラン」の概要を紹介します。

ファミリーシェアプランは12GBのデータ通信量のプランであり、12GBを家族でシェアして利用します

項目 価格
ファミリーシェアプラン
(12GB)
2,560円
SMS付きSIMカード付帯料 140円
音声通話機能付きSIMカード
付帯料
700円
4枚目~10枚目 1枚追加ごとに400円
(月額料金に加算)
追加手数料 2,000円
音声機能付きSIMカード契約
上限
1人5回線まで
料金プラン変更時同時追加
上限
2回線まで
新規申し込み時同時追加
上限
3回線まで

基本料金は2,560円ですが、契約するSIMカードのタイプによって付帯料が発生します。

SMS付きSIMカードであれば140円、音声通話機能付きであれば700円の付帯料が1回線ごとに追加されます。

ドコモなどの家族シェアパックと異なる点としては、選べるデータ通信量が12GBのみという点です。

契約による手数料について

4枚目以降、SIMカードを1枚追加するごとに月額料金に400円が別途加算されます。

またプラン変更と同時にSIMカードを追加する場合には、2,000円の手数料が発生するので注意しましょう

ちなみに新規契約時にSIMカードを追加する場合、手数料は発生しません。

新規契約と同時に申し込む場合は最大3枚まで、プラン変更と同時の場合は最大2枚まで追加が可能です。

音声通話機能付きのSIMカードの場合は、1ユーザーあたり5回線までが上限となります。

IIJmio「ファミリーシェアプラン」のシミュレーション

それでは、IIJmioのファミリーシェアプランを適用した料金のシミュレーションをしていきましょう。

料金シミュレーションにおける前提は下記の通りです。

料金シミュレーションの前提条件

  • スマホの機種代金は含まない
  • オプションサービスもなし(通話含む)
  • 全て音声通話機能付きSIMカード
  • 全て税別価格

あくまで最安値の価格で、家族全体と1人あたりの料金をそれぞれ算出しました。

また同じデータ通信量で単体契約した場合と、ファミリーシェアプラン1人当たりの料金も比較していきます。

ファミリーシェアプランで契約した場合の料金

まずはファミリーシェアプラン適用時の家族全体の料金と、1人当たりの料金をシミュレーションします。

家族2人、3人、4人の場合をそれぞれ算出したので、該当部分を確認してみてください。

家族2人の場合

家族2人の場合、ファミリーシェアプラン適用時の内訳は下記の通りになります。

項目 料金
基本料 2,560円
付帯料×2 1,400円
合計(2人分) 3,960円
1人当たりの月額料金 1,980円

12GBの基本料2,560円に対し、付帯料700円が2人分追加されます。

SIMカードの枚数は4枚未満なので、別途追加料はかかりません。

合計して2人で月額3,960円で利用することができます。

1人当たり1,980円で2人合わせて12GBなので、1人6GBを月々1,980円で使えることになります。

家族3人の場合

家族3人で使う場合の内訳は、下記の通りとなります。

項目 料金
基本料 2,560円
付帯料×3 2,100円
合計(3人分) 4,660円
1人当たりの月額料金 1,553円

こちらの場合も基本料2,560円に対し、付帯料700円が3人分追加されます。

SIMカードの枚数は4枚未満なので、別途追加料はかかりません。

合計して3人で月額4,660円で利用することができます。

1人当たり月額約1,553円で3人合わせて12GBなので、1人4GBを月々約1,553円で使えることになります。

家族4人の場合

家族4人で使う場合の内訳は、下記の通りとなります。

項目 料金
基本料 2,560円
付帯料×4 2,800円
4枚目以降追加料(4人なので1枚分) 400円
合計(4人分) 5,760円
1人当たりの月額料金 1,440円

こちらの場合も基本料2,560円に対し、付帯料700円が4人分追加されます。

またSIMカードの枚数が4枚以上となるので、4枚目以降にかかる追加料が1枚分加算されます。

以上を合計して4人で月額5,760円で利用することができます。

1人当たり月額1,440円で4人合わせて12GBなので、1人3GBを月々1,440円で使えることになります。

単体での複数契約とファミリーシェアプランを比較

最後に同じデータ通信量で単体契約した場合と、ファミリーシェアプランで契約した場合の1人あたりの料金を比較してみました。

項目 単体契約 ファミリーシェアプラン
(1人当たり)
3GBの場合 1,600円 1,400円(4人契約の場合)
6GBの場合 2,200円 1,980円(2人契約の場合)

単体契約×家族人数よりも、ファミリーシェアプランに契約した方が毎月の1人当たりの料金が安くなることがわかります。

200円や300円の差ですが、契約するプランを変更するだけで安くなるのならファミリーシェアプランにすることをおすすめします。

IIJmio「ファミリーシェアプラン」のメリット

続いて、IIJmio「ファミリーシェアプラン」のメリットについて解説します。

IIJmio「ファミリーシェアプラン」のメリット

  • 1人当たりの料金がとにかく安い
  • 12GBの容量を家族でシェアできる
  • IIJmio専用の電話アプリで通話料が60%割引になる

前章のシュミレーションの通り、IIJmioのファミリーシェアプランは非常にリーズナブルな価格で利用できます。

料金の安さはもちろんですが、その他にも魅力的なポイントがたくさんあります。

IIJmioのファミリーシェアプランにはどのようなメリットがあるのか、1つ1つ見ていきましょう。

1人当たりの料金がとにかく安い

シミュレーションでも解説しましたが、IIJmioのファミリーシェアプランは1人当たりの料金がかなり安くなります

そもそも格安SIMには家族シェアプランのようなものがあまりなく、あったとしても2,000円を超えてしまうことがほとんどです。

一方でIIJmioのファミリーシェアプランは、1人当たりの利用料金が2,000円を超えることはなく、2人でも1,000円台で使うことが可能です。

そのためIIJmioのファミリーシェアプランはかなりお得なプランと言えます。

12GBの容量を家族でシェアできる

IIJmioのファミリーシェアプランのデータシェアを表した画像

画像引用元:家族みんなでもっとカンタン乗り換え| IIJmio

IIJmioのファミリーシェアプランは、12GBのデータ通信量をシェアできる点も魅力です。

大手キャリアにあるような家族シェアプランと違い、12GBプランしかないという点が少し不便ではあります。

しかし12GBのデータ通信量を家族で分けられるので、データ通信を使う人と使わない人がいる場合は無駄が減ってお得です。

IIJmio専用の電話アプリで通話料が60%割引になる

みおふぉんダイアルアプリのアイコン

画像引用元:‎「みおふぉんダイアルアプリ」をApp Storeで

IIJmioには「みおふぉんダイヤル」というIIJmio専用の電話アプリがあり、これを利用して通話すると通話料が半額になります。

しかしファミリーシェアプランに加入している場合、シェアプラン内の家族に電話すると通話料が60%割引となります。

またアプリを使わずに家族と電話した場合も、ファミリーシェアプランに加入していれば通話料が20%割引となります。

そのためIIJmioのファミリーシェアプランは、家族と頻繁に電話する方にもおすすめです。

IIJmio「ファミリーシェアプラン」のデメリット

続いて、IIJmio「ファミリーシェアプラン」のデメリットについて解説します。

IIJmio「ファミリーシェアプラン」のデメリット

  • 申し込み完了と同時に名義が全て統一される
  • ひとりひとりのデータ使用量の制限ができない

IIJmioのファミリーシェアプランは、格安SIMに家族シェアプランがほとんどないことを考えるとかなりお得なプランです。

しかし利用者によっては、デメリットに感じるポイントがあるのも事実です。

非常に魅力的なサービスですが、一体どのようなデメリットがあるのか1つ1つ解説していきます。

申し込み完了と同時に名義が全て統一される

IIJmioファミリーシェアプランの名義についての画像

画像引用元:家族みんなでもっとカンタン乗り換え| IIJmio

IIJmioのファミリーシェアプランに乗り換える際、家族回線全ての名義が統一されます。

支払いは契約者名義のクレジットカードのみとなり、プラン内で支払いを分けることはできません

また申し込み時には、契約者と電話番号の名義人それぞれの本人確認書類(コピー不可)が必要です。

ひとりひとりのデータ使用量の制限ができない

IIJmioのファミリーシェアプランは12GBをみんなでシェアしますが、ひとりひとりの使用量を制限することはできません

極端に言うと1人が12GB一気に使ってしまい、他の家族が全く使えなくなる状況もあり得ます。

家族間で不公平が出るので、データ量をたくさん使いたい人同士で契約するのはあまりおすすめしません。

なお12GBでどうしても足りないという場合は、データオプションでデータ量を追加することも可能です。

IIJmioみおふぉんの評判|料金・速度・店舗対応を他の格安SIMと比較

12GBで足りない場合はデータ通信量を追加できる

IIJmioには月額プランのデータ通信量にプラスして、データ通信量を追加できる「データオプション」と呼ばれるサービスがあります。

データオプションは20GBか30GBのどちらかを選ぶことができ、料金は以下の通りです。

データオプション追加容量 月額料金
20GB 3,100円
30GB 5,000円

月途中で契約した場合、料金は日割り計算になります。

またデータ通信量が余ってしまった場合、翌月に繰り越すことができるのも嬉しいポイントです。

家族でシェアして使用するのに12GBでは足りないという方は、是非利用してみてください。

IIJmioはファミリーシェアプランが断然お得

最後に、ファミリーシェアプランの特徴についてまとめます。

IIJmio「ファミリーシェアプラン」まとめ

  • 家族で12GBのデータ通信量をシェア
  • 2人家族でも月額1,000円台で利用できる
  • 家族同士の通話料に対する割引が充実
  • 12GBで足りない場合はデータ通信量の追加も可能

IIJmioのファミリーシェアプランは、格安SIMの中ではめずらしい家族でデータ通信量がシェアできるプランです。

12GBのデータ通信量をシェアできるだけでなく、家族同士の通話料が割引されるなどお得なメリットが豊富です。

また1人当たりの利用料金が2,000円を下回るということで、家族シェアプランの中でも非常にリーズナブルです。

デメリットがいくつかあるとしても、総合的に見てIIJmioのファミリーシェアプランはかなりお得なプランだと言えます。

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