Saturday, February 8, 2020

子どものお小遣いの平均はいくら?定額を渡すか、都度渡すか…どんな渡し方がいい?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース

みなさんは、子どもたちにどのようにお小遣いを渡しているでしょうか。毎月同じ金額を渡しているご家庭もあれば、お父さんやお母さんのお手伝いをしたときに、ご褒美としてお小遣いを渡すケースもあるでしょう。

子どもに正しい金銭感覚を身につけさせるためには、お小遣い教育は大変重要なポイントです。今回は、子どものお小遣いの管理方法について、チェックしていきましょう。

最新のお小遣い事情

まずは、現在、子どもたちがどのくらいお小遣いをもらっているのか、確認していきましょう。全国規模で行われた調査(※1)によると、毎月1回お小遣いをもらっている場合、小中高生の平均金額は、以下の通りとなっています。

小学生
低学年:1004円
中学年:864円
高学年:1085円

中学生:2536円

高校生:5114円

やはり、子どもの年齢が上がるにつれて、お小遣いの金額も高くなる傾向が見られました。高校生については、自分でアルバイトなどをして、毎月収入を得ているケースもあります。

お小遣いの渡し方

次に、親から子どもへのお小遣いの渡し方について、チェックしていきましょう。お小遣いの渡し方は、大きく分けて以下の4つの方法があります。

1、お手伝いをしたらお小遣いを渡す「報酬タイプ」
2、毎月決められた金額を渡す「定額タイプ」
3、「報酬タイプ」と「定額タイプ」の混合
4、お金が必要なときに、必要な分だけ渡す「都度タイプ」

子どもに、「労働と報酬」の関係を身につけさせることができるという点で、1の「報酬タイプ」は、ぜひ実践するとよいでしょう。

2「定額タイプ」は、毎月、決められた予算内で、どのようにお金を使うかというマネープランを立てる練習につながります。お小遣い手帳も一緒につければ、将来的に家計簿をつける練習にもなるでしょう。

一方で、最も注意が必要なのは、4「都度タイプ」です。子どもは、お父さんやお母さんに頼めば、「お金は無限にもらえるもの、使えるもの」という錯覚を起こす可能性があります。「本当に必要なもののために、お金を貯金しておく(使わないで我慢する)」という忍耐力も養うことができません。

子どもが小学生になった頃から、4「都度タイプ」をやめて、1「報酬タイプ」や2「定額タイプ」、3「混合タイプ」に切り替えていくことを検討してみましょう。

そして、お菓子を買ったり、ゲームや本を買ったり、友達と遊んだり、さらに貯金をしたりと、お小遣いの管理の方法について、親は適切に見守ってあげることが重要ですね。

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