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英国の権威ある3つの科学団体は、人が日光から得るビタミンDがコロナウイルスに感染するリスクを減らす可能性があるとの見方を示している。これを確かなものとして主張するにはまだデータが十分ではないが、学者たちはビタミンDを軽視しないよう助言している。英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。
英国の栄養に関する科学的諮問委員会、国立衛生研究所、ロンドン王立協会は、ビタミンDがコロナウイルスに感染するリスクを減らす可能性があるという説を調査した。
ビタミンDが不足している人は呼吸器疾患を引き起こしやすい。つまりコロナウイルスにかかりやすい。
ビタミンDの不足は、白人よりも有色人種のほうが新型コロナウイルスの感染被害が深刻な理由の1つかもしれない。有色人種の皮膚は日光の影響を受けにくく、ビタミンDを得る量が少なくない。
学者たちは、明確な結論を出すにはまだデータが十分ではないとしているが、感染予防のためのビタミンDのメリットは否定しなかった。
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