1万種類以上が存在するとされる有機フッ素化合物の「PFAS」のうち、「PFOA」と「PFOS」の2種類は有害性が指摘され、国内でも製造や輸入が禁止されています。
この2種類について、WHOのがんの研究機関IARCは
▽PFOAについて、4段階ある分類のうち最も高い「発がん性がある」に2段階引き上げ、
▽PFOSについては、上から3番目の「発がん性がある可能性がある」に初めて位置づけたと公表しました。
「発がん性がある」とされたPFOAについては動物実験だけではなく、人に対しての研究でがん発生のメカニズムが確認されたとしていて、同じ分類にはアスベストやたばこの煙などが含まれています。
一方、PFOSについては動物実験での証拠に限られ、人での発がんに関する証拠は不十分だったとしています。
環境省はPFASの健康影響について、国内での被害事例は確認されておらず、確定的な知見はないとしていますが、今回の公表も踏まえ、健康影響への研究を本格化させるとしています。
からの記事と詳細 ( 有害性指摘のPFAS 一部物質について発がん性評価引き上げ WHO - nhk.or.jp )
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