自民党副総裁の麻生太郎元首相は2日、韓国・ソウルを訪れ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談した。両氏は文在寅(ムン・ジェイン)前政権下のいわゆる徴用工問題などで悪化した日韓関係の早期改善に向けて努力していく意向を確認した。
麻生氏は超党派の国会議員や財界人らでつくる日韓協力委員会の会長として訪韓した。韓国大統領府によると、尹氏は麻生氏に「両国関係の発展に向けて同会が民間交流の活性化に寄与してほしい」と要請。麻生氏は「両国間で対話や協力が持続しなければならない」と応じ、関係の早期改善と発展のために引き続き努力すると述べたという。
尹氏は日韓関係改善に取り組む意向を強調しており、今回の会談を関係改善を加速するための雰囲気づくりに生かしたい考えだ。ただ、徴用工問題など懸案についての突っ込んだやり取りはなかったもようだ。
麻生氏は日本人2人を含む156人が死亡したソウルの雑踏事故の犠牲者に弔意を表したとみられる。
松野博一官房長官は同日の記者会見で「(麻生氏が)岸田文雄首相の特使として訪問し、親書を持参するといった事実はない」と述べた。(ソウル 桜井紀雄)
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