前編で、お小遣いをできるだけ早く、少額から始めていくことをご提案しました。では、お小遣い制度をいったいいつから、いくらくらいから始めるといいのか、このような疑問に答えつつ、すでに子どもが大きくなっていて、手遅れかもと思ってしまっているご家庭へのアドバイスをしていきましょう。
小さい子どもへのお小遣いのあげ方
FPとして、お小遣いを始めるのが一番いい年齢は、保育園(幼稚園)の年中さんから年長さんあたりかと思っています。理由としては、字や計算の練習を始める時期ということです。数字が書ければ、親が手伝って、お小遣い帳を付けることが可能になります。 もちろん計算機を使って構いません。お小遣い帳はわざわざ新しいものを買わなくても、ダウンロードできるものもたくさんありますし、子どもの好きなキャラクターもののノートに線を引くとやる気を起こせるかもしれません。 金融広報中央委員会の「知るポルト」というサイト(※)でもお小遣い帳の使い方が書かれていますので、参考になさってください。お小遣い帳が準備できれば、いくらもらっていくら使ったのか、それをきちんと把握することを目標にしましょう。 私も親子で経験がありますが、おつりが合わなかったり、何に使ったのか忘れてしまったり、イライラとしてけんかが始まり、お小遣い帳の記入が中断したことも1回や2回ではありません。大事なのは、使ったらなくなること、入ってきたお金の範囲内で使う感覚、これを小さいうちに理解することです。
ある程度、成長した子どもへのお小遣いの注意点とは
前編でもお話ししましたが、子どもの行動範囲が広くなるとそれに伴う費用が膨らみます。例えば、習い事など、遠征や試合など交通費や食費が必要になる場合もあるでしょう。その場合に、注意していただきたいのは、その都度わたすことをしないこと。 例えば、週末ごとの遠征の度に、1000円や2000円などずつわたしていくと、親からすると、今日の出費は「旅費交通費」なのか「食費」なのか、それとも「交際費」なのか、判断ができません。できれば、その都度ではなく、1カ月ごとに子どもに必要な金額を計算して渡し、途中で追加支払いをしないのがいいでしょう。 もし、1カ月分わたすとすると、子どもにとっては大きい金額になります。1カ月になる前に使い切ってしまう可能性があるのであれば、1週間分、2週間分などわたして、少しずつ1カ月に近づけていってあげてください。 ただ、一度失敗しても、すぐに短くはしないであげてください。大きい金額を「使い切る」かもしれないし、「使い切らない」かもしれませんから。心配でも、様子を見ながら進めていくのがポイントです。親が先回りして子どもの失敗を予測するのではなく、次回失敗したらこうしようと思いながら、気長にやり方を変えながら進めていきましょう。
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October 29, 2020 at 05:51PM
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