今は多様性の時代ですが、子どもをのびのびと自由に育てるというのは、ほんとうに難しいものです。ついつい他の子どもと比べてみたり、子育てに正解はないからこそ悩むものです。 特に、今回お話しする「子どものお小遣い」には目安がありません。「うちの子どもにお小遣いなんてまだまだ」と言わないでください。子どもへの金銭教育は、親が子どもに残してあげられる財産のひとつともいえます。 前編後編と2回続けてお話しさせていただきたいと思います。
よそのお宅はどうしている? 中高生のお小遣い事情とは
中高生のお小遣い事情の調査結果を見てみましょう。 下表は、中学生・高校生667名を対象に「お小遣いをもらっているか」をたずね、約6割が「もらっている」と回答した結果から抜粋したものです(※)。
この調査結果を見る限り、中学生では1000~3000円未満が51.3%で一番多く、高校生では3000~5000円未満が37.3%で一番多く、1000円から7000円という幅の中に、大多数が含まれているといっていいでしょう。これは、保護者が子どものときの金銭感覚がそのまま反映されているような気がします。 小学生では、数百円単位からお小遣いを始め、中学生は数千円、そして高校生になると中学生のときより少し多め、というように段階的に踏んできているのでしょう。
子どものお小遣いはどこまでを認めるべき?
さらに、この調査結果では、お小遣いの使い道も調査されているのですが、中学生と高校生のいずれも、第1位は「友達と遊ぶための交際代」、第2位は「お菓子や飲料などの飲食代」となっています。 これについては、いつの時代も使い道は変わっていないのでしょうが、昔と異なるのは、かかるお金の大きさがまったく異なる可能性があるということです。つまり、情報化社会では、SNSで見たものを、見たい、食べたい、など子どもの行動範囲がとても広くなる可能性があるということです。 さらに、習い事をしている子どもは少なくないでしょうし、それに伴う出費もどんどん膨らんできます。行動範囲が広がると、それに伴う交通費や飲食代は当然膨らみます。 保護者としては自分の体験から、あまり多くのお小遣いをあげなくてもいいという方もいるでしょうし、その都度必要な金額をわたせば無駄遣いはしないだろう、と考える方もいますが、これでは、実際、総額いくら使ったのかが子どもにわからないこともあります。 子どもへお小遣いをあげる目的は、「自分でお金が管理できるようになること」です。この目的のためには、しっかりと「どこまでをお小遣いにするのか」という範囲を親子でルール化できるようになることが大事です。
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October 28, 2020 at 04:50PM
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子育て家庭が必ず悩むお小遣い事情~いつから? いくら? 理論編(前編)(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース
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