
「専業主婦になって子育てや家事に専念したいけれど、夫の収入だけで生活できるか不安……」という人も多いでしょう。専業主婦家庭の平均的な生活費は、毎月およそ30万円前後です。 ここでは、平均的な専業主婦家庭で必要な夫の年収や、専業主婦になると適用される「配偶者控除」の概要、専業主婦家庭のやりくりのポイントを解説します。 専業主婦になるかどうかで迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
平均的な専業主婦家庭の生活費はどれくらい?
総務省「2020年家計調査」において、妻が専業主婦で夫のみ働いている世帯の生活費(消費支出)の平均は、家族構成ごとに次のような結果となっています。 ・夫婦のみ世帯:29万3749円 ・夫婦と未婚の子ども1人世帯:27万7621円 ・夫婦と未婚の子ども2人世帯:30万8402円 つまり、手取りで年間350~370万円程度あると、毎月の収入だけで平均的な生活費をまかなえるわけです。ただし、貯蓄を全くしないと、急な出費やライフステージの変化に対応できません。仮に手取り月収の2割を毎月貯蓄に回すとすると、手取り年収は450万円前後必要な計算となります。 また、生活費には物価や気候、交通事情の違いなどが影響するため、実際にいくらあればよいのかは、住んでいる地域などによって異なることにも注意が必要です。
専業主婦家庭で夫の年収はいくら必要?
上で計算した平均的な生活費と貯蓄をまかなうのに必要な450万円は、あくまでも手取り年収です。手取り450万円を受け取るには、妻が専業主婦でほかに扶養親族がいない会社員の場合、約575万円の年収が必要です。 手取り年収は、年収の総額から税金などを差し引いて計算します。一般的な会社員の場合、給与などの総支給額から、所得税や住民税、健康保険・介護保険・雇用保険・厚生年金保険などの社会保険料を差し引いた残りが手取りです。 手取り年収=総支給額-(所得税+住民税+社会保険料) <専業主婦の妻がいる場合の年収と手取り額の関係は?> 年収から引かれるもののうち、所得税、住民税は次のように計算します。 所得税額=課税所得×課税所得に応じた所得税率-課税所得に応じた控除額 住民税=課税所得×10%-税額控除+均等割額 課税所得とは、総支給額から給与所得控除、社会保険料控除や基礎控除、扶養控除などの所得控除を引いたものです。 課税所得=総支給額-給与所得控除-所得控除 ほかの条件が全く同じ場合、妻が働いている人と専業主婦の人では、一般的に後者のほうが課税所得は少なくなります。なぜなら、専業主婦の妻がいる場合、所得控除として「配偶者控除」が適用されるためです。 ■配偶者控除とは 配偶者控除は、年間の合計所得金額が48万円以下の配偶者がいる場合に適用されます。控除される金額は、専業主婦の場合最大38万円(住民税は33万円)です。年収575万円を例に取ると、妻が専業主婦の場合と比べて、そうでない場合の手取り年収は7万円以上少なくなります。
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November 18, 2021 at 07:20PM
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