日本を代表する高級セダンのトヨタ「クラウン」。最上級グレードは約740万円となりますが、購入する場合に理想的な年収はどのくらいあればいいのでしょうか。
66年の歴史を誇る、日本を代表する高級車「クラウン」
トヨタ「クラウン」といえば、トヨタのみならず日本を代表する高級セダンとして知られています。
では、売れ筋グレードを実際に購入するにはどのくらいの年収が必要なのでしょうか。
1955年に初代が登場してから66年にわたってトヨタのラインナップにその名を連ねており、現在販売されているのは2018年に登場した15代目です。
「いつかはクラウン」という言葉でも知られるクラウンは、常に日本人の憧れの存在でした。
2005年に日本市場にもレクサスブランドが導入されたことや、輸入車の高級車ブランドが台頭してきたことなどから、かつてとはポジションが変わってきているクラウンですが、それでも根強い人気のあるモデルです。
SUVやミニバンなどが台頭してきたことで、相対的にセダンの人気が低迷している昨今ということもあり、現行クラウンはスポーティセダンという性格を強調することで差別化が図られています。
また、「DCM」と呼ばれる通信モジュールを標準搭載するなど、最新の技術を積極的に採用する姿勢は、過去のクラウンと同様です。
2021年11月時点でのクラウンの価格帯は、2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを搭載したエントリーグレード「2.5L HYBRID B」の489万9000円から、3.5リッターV型6気筒エンジンとモーターを搭載した最上級グレード「3.5L HYBRID G-Executive」の739万3000円となっています。
今回は最上級グレードである「3.5L HYBRID G-Executive」をもとに、購入に必要な年収を算出してみます。
前述の通り、車両本体価格は739万3000円となっており、そこ数多くのオプションを加えることができます。
今回はオプションのホイールやエアロパーツを装着することはせず、Cピラーなどへクラウンエンブレムを装着する「クラウンパッケージ(3万7400円)」や「トヨタプレミアムサラウンドシステム(10万3400円)」などを選択することで、伝統的な高級車としての風格を強調してみることにします。
また、「パーキングサポートブレーキ/リヤカメラディテクション&パノラミックビューモニター(6万7100円)」や「ETC2.0ユニット(VICS機能付)(1万6500円)」を装着し、利便性も高めます。
その結果、車両本体価格に加えて22万4400円のオプション費用が上乗せされ、さらに自動車税種別割1万4200円(12月登録を想定)や自動車重量税1万5000円、自賠責保険2万7770円、販売諸費用6万4760円が加わった761万7400円が、今回の支払総額となります。
ちなみに、自動車税環境性能割については、免税対象のハイブリッド車であるため0円です。
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November 25, 2021 at 05:10AM
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「最低年収はいくら必要?」トヨタ高級セダン「クラウン」740万円仕様を購入する理想の条件は? 役員レベルなら余裕か - くるまのニュース
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