老後にどのくらいの額の年金を受け取れるのか、これはとても関心が高いと思います。一方、年金制度は複雑で、ご自身が自営業か会社員か、納税していた額や期間、また生まれ年によって、受け取れる額は変わってきます。 女性の場合は特に、独身か既婚か、働いているのか、専業主婦なのか、など立場によって大きく異なってきますので、今回はこの点について解説いたします。
女性こそ年金をいくら受け取れるか考えておいた方がいいわけ
令和2年簡易生命表によれば、65歳の平均余命は男性が20.05年なのに対し、女性は24.91年です。より長い期間の老後があると考えると、年金をいくら受け取れるか女性の方がより考えておいた方がいいとは思いませんか?
年金受給額の平均は?
では、実際のところいくらくらい受け取っているのか、男女それぞれの平均額も見て行きましょう。下記のとおり、自営業の女性の平均額(第1号被保険者)は、5万3699円、会社員の女性の平均額(第2号被保険者)は、10万3159円で、特に会社員の場合、男女差が大きいという結果になりました。 ☆第1号被保険者(自営業)
☆第2号被保険者(会社勤め)
※厚生労働省 「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より筆者作成
結婚している場合
それでは、結婚している場合はどうなるでしょう。専業主婦、または収入が一定要件以内の場合、「専業主婦」と表記しました。夫が会社員の場合、専業主婦は第3号被保険者となります。 夫が自営業の場合、平均受給額 2人で11万2565円 夫が会社員で自身も会社員の場合、平均受給額 2人で26万7929円 夫が会社員で自身は専業主婦の場合、平均受給額 2人で21万8469円
対策1:受取開始を遅らせて受給額を増やす
2022年4月から年金の繰り下げ受給は75歳まで可能となります。年金額は、受取開始を遅らせるごとに、(月数×0.7%)が上乗せされるので、65歳から受給開始した場合の年金額と比べて、70歳からに遅らせた場合は42%、75歳からに遅らせた場合は84%、年金額が増える計算になります。 ただ、寿命は自分で決められないので、受取総額を考えると、受取期間によっては、少なくなってしまいます。ですから、受取開始を遅らせると決めた場合でも、その後の健康状態などの状況に応じて、受け取りを開始すること。繰り下げてみたものの不安が生じた場合は、過去5年分までさかのぼって請求できるので、請求して一括で受け取ること。こちらも併せてご記憶ください。
対策2:自分でも老後に備えて積み立てをしておく
老後を迎えたとき、公的な年金だけではなく、自分の預貯金も頼りにしたいですよね。毎月節約に励んで、預貯金に回している方、銀行などでは利子がなかなか付かないと頭を悩ませていませんか。この機会にiDeCo (個人型確定拠出年金)や、つみたてNISAも検討してみてはいかがでしょうか。 出典 厚生労働省 令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 厚生労働省 主な年齢の平均余命 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルフィールド編集部
"いくら" - Google ニュース
November 27, 2021 at 06:13AM
https://ift.tt/32EjTXu
女性の年金受給額の平均はいくら? 夫婦と独身、どのくらいの差がある?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
"いくら" - Google ニュース
https://ift.tt/3amK9Ff
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
0 Comments:
Post a Comment