一向に終息する気配を見せない新型コロナウイルスの感染拡大。世界的な恐慌が起きようとしているなか、それぞれの業界はどんな局面を迎えているのか。その道のエキスパートたちに現状を解き明かしてもらうと、今まで誰も経験したことのない危機的状況になることが浮き彫りに。もはやコロナ恐慌の到来を覚悟するしかない!
感染終息が見えずリーマンショックよりひどい事態に
コロナショックによる経済不況でもろに影響を受けるのが、投資市場。投資家の山本一郎氏に、コロナ以降の相場を予想してもらった。
「世界経済と原油価格はリンクしているため、まず投資の市場を見る上で外せないのが原油価格(WTI)。平常時は60ドル前後の原油価格が、今年3月には1バレル20ドルを割り込みました。背景には、もともと石油減産を図るOPECに対して、ロシアが協調減産を破り、石油供給を増やしたことで、両者の間で低価格競争が進んでいることがあります。それに加えて、コロナの影響で世界的に経済活動が停滞し、石油消費が進まないためです。石油価格の暴落は世界経済の停滞を招くため、混乱回避のために今後各国が価格を40ドル台まで引き上げようとするはずですが、世界的な恐慌の前には力及ばず、結局は30ドル台後半にとどまるでしょう」
世界経済の停滞に伴い、日経平均やドル円相場にも影響が。
「今回のコロナショックをリーマンショックと比較する人がいますが、いまだ感染終息が見えない分、リーマン時よりも経済回復に時間がかかるとみています。日経平均が8000円台にまで下落した民主党政権時代の水準に下がる可能性も十分にある。ドル円については、当面は安全資産としてドルが買われるでしょうが、アメリカの経済状態悪化に伴い、ドルだけでは不安な投資家が円を買い始めるはず。ドル円相場は100円を下回り、90円台前半まで円高に振れてもおかしくありません」
そして、金融商品の中でも、不穏な動きを見せるのがビットコインをはじめとする暗号通貨だ。
「暗号通貨は、なぜか現在一時的に値上がりしています。例えばビットコインは、4月上旬の時点で70万円台をキープ。安全資産としては金などに比べて弱いのに、値上がりしている。こういう理由がわからない動きをするものは、急に下落するのが投資の常。現在の高騰は一時的なもので、今後20万円台くらいまで落ち込むことも視野に入れておいたほうがいい」
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