東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部は14日、大会組織委員会理事だった高橋治之容疑者(78)(受託収賄容疑で再逮捕)に約6900万円の賄賂を渡したとして、出版大手「KADOKAWA」会長の角川
発表によると、角川容疑者は同社元専務の芳原
特捜部は、高橋容疑者の大手広告会社「電通」時代の後輩でコンサルタント会社社長の深見和政容疑者(73)(受託収賄容疑で逮捕)が代表を務める「コモンズ2」に支払われた計約7600万円を賄賂と認定。うち約700万円は贈賄罪の公訴時効(3年)が経過した。
角川容疑者は今月5日、報道各社の代表取材に応じ、「賄賂を渡したという認識はない」として関与を否定。特捜部は翌6日、芳原容疑者らを贈賄容疑で逮捕し、東京都内のKADOKAWA本社や角川容疑者の自宅を捜索していた。
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