以前、番組では生すじこが安くなっていることをお伝えしましたが、今週に入り、しょうゆ漬けなどに加工されたイクラも去年に比べると3割安と、異例の安さになっています。
■今年の秋サケ漁 歴史的不漁
器からあふれるほど、たっぷり山盛りの「こぼれいくら丼」。赤い海の宝石が、ごはんの上できらきらと輝きます。
23日に開幕した、全国各地の魚介が集うグルメフェス「SAKANA&JAPAN FESTIVAL2023 in お台場」でも、毎年1、2の人気を争うのがイクラです。
客:「イクラ食べとかなきゃなって」「おいしいです」
しかし今年、秋サケ漁は歴史的不漁。漁獲量は、去年の同じ時期に比べておよそ35%減少しています。
漁師:「秋サケがまるっきりですよね。3年前もとれなかったんだけど、それ以上とれていない」
■「ガクンと下がった」業者も驚き
サケが不漁の年は、当然イクラも高くなります。年末年始に向けて需要が高まることを考えても、この時期イクラは値上がりするはずですが、その価格に異変が起きています。
都内で、イクラの価格を調べてみると、北海道産の冷凍イクラが100グラムあたり900円から1300円ほどで売られていました。
豊洲市場の先月の卸売価格は去年と比べ、およそ3割も安くなっています。
田所食品 田所悟代表:「値段がガクンと下がってる。こんなことないです」
東京・築地の魚卵専門店も、今週からイクラの値段を見直しました。150グラム1800円だったイクラを1500円に値下げ。さらに、価格を下げただけではなく…。
田所代表:「量も10グラム増やしたんですよ。今年は、みなさんお買い得ですよ」
100グラムあたりにすると、およそ930円。大容量のものはさらに安いといいます。
田所代表:「例えばこの塩イクラの1キロが去年は1万8500円、今年は1万3500円。こんなことないです。この商売やってて」
1キロの塩イクラも、およそ3割、去年より価格が下がっています。
■価格の異変にSNSでも「イクラ安っ!即買い」
あまりの安さに、店の前を通りかかった人も…。
田所代表:「ひな祭りまでもちます」
客:「安くなりましたよね」
田所代表:「でしょう?よくご存じで」
客:「イクラは好きで見てて」
田所代表:「イクラは今買ったほうがいいですよ」
すすめられると思わず購入。
客:「お正月は必ず食べたいので、気にしながら見ていた。お安いなって感じはします」
田所代表:「お正月前に食べて、もう一回来て」
客:「そうですね」「その手もあった」
イクラ価格の異変に、SNSでも「イクラ安っ!即買いっ」「今年はイクラが安いですよ」との投稿もあります。
■冷凍“去年モノ”値下げ放出
サケが歴史的な不漁にもかかわらず、なぜここまでイクラが安くなっているのでしょうか?
田所代表:「冷凍庫にずっと保管して冷凍賃がかさんで、どんどん値段が上がっていく。流通が悪いから価格を下げざるを得ない。価格の見直しがはかられた」
去年作られ、卸売業者の冷凍庫にあるイクラは保管料がかさみ、価格は高値のまま。ますます売れ残るという悪循環に陥っていましたが、値下げされて市場に放出されたというのです。
安くなっている去年のものも、味は絶品。超低温の卸売業者の冷凍庫は、1年経っても品質は保たれていて、購入した後は家庭の冷凍庫でも3カ月ほどは保存できるといいます。
この店では来年の秋まで、安い価格で提供できる見込みです。
田所代表:「あったかいご飯にぱっとのせて、イクラ丼にして食べるのが一番いい。ちょっとずつじゃなくて、今年はぱっと盛って食べて頂きたい」
(「グッド!モーニング」2023年11月24日放送分より)
"いくら" - Google ニュース
November 24, 2023 at 10:37AM
https://ift.tt/wHCafJX
イクラ3割安「ガクンと下がった」 冷凍“去年モノ”値下げ放出…味変わらず“お得” - テレビ朝日
"いくら" - Google ニュース
https://ift.tt/HDU5rqS
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
0 Comments:
Post a Comment