仙台市宮城野区榴岡１丁目のＪＲ仙台駅東口ペデストリアンデッキで５日に見つかった不審物について、仙台東署は６日、爆発物ではなかったと発表した。
署などによると、不審物は長さ約４０センチの鉄パイプ１本。黒いビニールテープが数重に巻かれ、片側の穴はふさがれていて、もう片方の穴から電気コードのようなものが出ていた。鉄パイプの中には粘土のような燃えにくい物が入っていた。
不審物は５日午前１１時１０分ごろ、清掃員がペデストリアンデッキのアンパンマン像近くの植え込みで見つけ、仙台駅東口交番に届け出た。宮城県警は爆発物処理班を出動させ、不審物を金属製の容器に入れて回収。Ｘ線を当てて中身を確認するなどし、爆発する危険の有無を調べていた。
署は威力業務妨害の疑いも視野に入れ、誰が何の目的で置いたかなどを捜査している。
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