「漢字を使う」「黒板のことは写す」。中部地方に住む小学6年の男子児童が4年の時に使っていた算数のノート。黒板の通りに書き写せなかったり、追い付かなかったりしたところに、先生が書き込んだ赤い文字が並ぶ。
連載「ロストチャイルド」第3部(2)
学校の授業や宿題に悩む児童、受験の重圧に耐える生徒、勉強したくてもできない子どもたちがいる。連載「ロストチャイルド」第3部は勉強を巡る苦しさに迫る。
男子児童は、読んで理解する力に問題はないが、書くことが極端に苦手だ。
桁数が多い掛け算の筆算では、繰り上がる数を小さく書けずに答えを間違えた。図形の角度を求める問題で計算式を省いて答えだけを書くと、先生に「式をかく」と注意された。
入学前、保育園の先生に勧められて知能検査を受けた。「書かれていることを速く正しく写す目と手のチームワークが苦手」と指摘されたが、全体では「平均域の範囲にある」との評価だった。
低学年の間は授業のペースが緩やかで、ついていけた。だが、他県に引っ越した3年の時、状況が変わった。...
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