Monday, March 14, 2022

突然「ドーン」と爆発音、乗客が釣り用バケツで消火…海面に30分「頑張りましょう」 - 読売新聞オンライン

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 13日午後2時35分頃、鹿児島県枕崎市から12キロ沖の海上で、瀬渡し船「グランドライン栄真丸」(14トン、乗員乗客15人)の男性船長(46)から「火災が発生して航行できない」と118番があった。15人全員が海に飛び込み、別の船に救助された。男児(12)ら9人がやけどなどを負い、同市内の病院に搬送されたが、いずれも軽傷で命に別条はない。船長は「機関室から火が出た」と話しており、鹿児島海上保安部が当時の状況などを調べている。

 発表によると、栄真丸は同県三島村・黒島で釣り客を乗せ、枕崎港に戻る途中だった。船長は通報直後に再び118番し、「火災がひどくなった。これから飛び込みます」と連絡。午後3時10分頃、救助要請を受けた遊漁船1隻が現場海域に到着し、同35分頃には全員を引き上げた。炎上した栄真丸は、最初の通報から約1時間半後に沈没した。

 気象庁によると、出火当時の現場海域の風速は2・7~3・2メートルほどだった。波も荒れた状態ではなかったという。

 市消防本部によると、男児のほか30~60歳代の男性が搬送された。

 グランドライン栄真丸の男性船長が14日、読売新聞の取材に応じ、当時の状況を証言した。

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