8日午前1時58分ごろ、石川県能登地方を震源とする震度4の揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。
震度4の揺れを観測したのは石川県珠洲市です。
震度3の揺れを観測したのは、石川県能登町、富山県舟橋村、新潟県の長岡市と、糸魚川市、それに上越市となっています。
このほか、震度2や震度1の揺れを石川県をはじめとする北陸から東北、関東、それに岐阜県の広い範囲で観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は石川県能登地方で震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.8と推定されています。
この地震で、気象庁は、石川県で強い揺れが予想されるとして緊急地震速報を発表しましたが、震度5弱以上の強い揺れは観測されませんでした。
気象庁は「緊急地震速報は地震直後のわずかな時間で揺れを予測するため、震度で1段階程度の誤差が生じることがあるが、速報が出たときには強い揺れに警戒してほしい」としています。
新潟 柏崎刈羽原発は地震の影響なし 東京電力
東京電力によりますと、震度2の揺れを観測した新潟県の柏崎市、刈羽村にある柏崎刈羽原子力発電所について地震の影響はなく、原発周辺のモニタリングポストの値に変化はないということです。
石川 志賀原発は地震の影響なし 北陸電力
北陸電力によりますと、震度1の揺れを観測した石川県志賀町にある志賀原子力発電所について地震の影響はなく、原発周辺のモニタリングポストの値に変化はないということです。
石川 能登地方では地震の活動が活発化する傾向
特に去年の春以降、震源の場所を少しずつ変えながら活動が活発になっており、去年9月には珠洲市で震度5弱の揺れを観測する地震も起きました。
一方、能登地方はそれ以前も地震の被害を受けていて、15年前にはマグニチュード6.9の「能登半島地震」が発生し、1人が亡くなったほか、3万棟以上の建物が被害を受けました。
1993年には能登半島の北の沖合でマグニチュード6.6の地震が発生しています。
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