Tuesday, March 15, 2022

「プロ価格は存在する?」プロゴルファーがプライベートでラウンドしたらいくら払うの? - e!Golf(イーゴルフ)

 レギュラーツアーのトーナメントに出場する選手はエントリーフィーやキャディフィー、レストランでの食事代を支払うものの、プレーフィーは一切かからない。

 大会スポンサーがゴルフ場を貸し切っているからだ。言ってみれば、スポンサーがプレーフィーを支払っているようなものだろう。それでは、プロゴルファーが一般のゴルフ場でプレーする場合、どのような精算を行うのだろうか。

 結論から言えば、ゴルフ場とそのプロとの関係性次第でプレーフィーが決まる。当たり前だが、自分が所属するゴルフ場でラウンドする場合はプレーフィーが無料となる。

 ただし、レストランでの飲食代は請求されるが、大抵は自分の知人やお客さんとラウンドするため、プロゴルファーが支払うことは少ない。また、所属プロではなくても、ゴルフ場を経営する母体会社の重役やゴルフ場の支配人、所属プロと仲がよかったりすると、プレーフィーは結構ですといわれる場合もあったりする。

 ゴルフ場によってはプロゴルファーというだけでプレーフィーが無料となるコースもあるが、全体から見るとごく少数派といえるだろう。

 余談だが、女子プロは無料なのに男子プロは有料というゴルフ場も存在する。以前は男女とも無料だったが、ある男子プロのフロント係に対する態度が尊大だったため、その話を聞いた支配人がそれ以来、男子プロだけに料金を請求するようになったという。

 やはり、圧倒的に多いのが、プロゴルファーのライセンスを見せるとメンバーフィーになるゴルフ場だ。とはいえ、それがルールでもなければ、当然の権利でもない。

 あくまでもゴルフ場の好意による金額となるだけに、予約するときからプロゴルファーであることをゴルフ場に伝え、それなりの交渉が必要となる。もちろん、何度もラウンドをして、ゴルフ場関係者と顔見知りになったりするとその辺りの交渉がなくても、メンバーフィーにしてもらえる。やはり、お互い人としての信頼関係があるからこそ成り立つ価格なのだろう。

 ただし、問答無用でビジターフィーを要求するゴルフ場も存在する。いわゆる名門と呼ばれる歴史の長いゴルフ場がそれだ。当然、プロゴルファーも理解したもので、滅多にそのようなゴルフ場でラウンドすることはないという。

 こうして見ると、プロゴルファーといえども思ったほど優遇されていないと感じるかもしれないが、彼らのゴルフ界におけるネットワークは相当広いだけに、一般のアマチュアゴルファーと同じ料金を支払うことはほとんどない。

 単に練習することが目的の場合は、無料、もしくはかなりの格安料金でプレーできるゴルフ場を探してラウンドしている。

 もっとも、平日のラウンドともなれば、ビジターでも1万円を切るゴルフ場も多く、あえてプロゴルファーであることを明かさず、アマチュアゴルファーと同じように予約してビジターフィで精算するプロゴルファーもいる。

 ちなみに、海外のゴルフ場となると事情は大きく変わってくる。プロライセンスやツアープロの身分証を提示するだけでプレーフィーが無料となるゴルフ場が大半だ。

 ゴルフ場によっては身分証を提示せず、プロゴルファーと伝えるだけで無料になるところさえあるという。やはり、プロゴルファーに対するゴルフ場の考え方が日本とは大きく異なるのだろう。

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