来場者1人につき1000円以上の手数料を払っているケースが多い
ゴルフ場を予約する際、ゴルフ場予約サイトを利用する方は多いでしょう。いろんなゴルフ場のプレー料金や空き状況を比較しながら予約することができますから、行きたいコースが特に決まっていないゴルファーにとって最もコース選びがしやすい方法です。
一方で、ゴルフ場予約サイトはゴルフ場から手数料を取ってサイトを運営しています。ゴルフ場はどのくらいの手数料を払っているのでしょうか?
ゴルフ場関係者に話を聞くと、「手数料の金額は(プレー料金が)いくらからいくらまでの間だったら(手数料が)いくら、(プレー料金が)いくら以上だったら(手数料の)上限がいくらという表現になりますかね。『おたくのゴルフ場なら平日いくら、土日いくらです』という言い方をされます」という回答でした。
クレジットカードの手数料は飲食店や家電量販店などの加盟店がカード決済額の数パーセントを払っていますが、ゴルフ場予約サイトの手数料は売り上げに対するパーセンテージではないそうです。
ただ、売り上げの規模に応じて手数料の金額が変動するのはクレジットカードと同じ仕組みとのこと。
「ですから大手のゴルフ場運営会社さんは手数料が一番安いと思います。単独営業のゴルフ場さんはけっこう高い手数料を払っているところもあるようです」
「私の知る限りでは、手数料が500円以下というのは聞いたことがなくて、高いところは2000円近く払っていると聞いたことがあります。来場者1人につき1000円以上払っているゴルフ場が多いと思います」
1人につき1000円以上というのはそれなりに大きい金額に感じますが、土日のプレー料金は多くのゴルフ場が1万円から2万円の間に設定しています。
仮に手数料を1000円として、売り上げに対するパーセンテージに置き換えると、プレー料金が1万円の場合は手数料10パーセント、プレー料金が2万円の場合は手数料5パーセントということになります。そう考えると妥当な金額と言えるかもしれません。
ゴルフ場予約サイトに出す料金の決定権はあくまでゴルフ場にある
その手数料を払ってもゴルフ場予約サイトにプレー枠を提供するのは、多くのゴルフ場が自社予約サイトでの集客に苦戦しているからです。
「月間閲覧数1000回もクリックされないゴルフ場がたくさんありますからね。ゴルフ場予約サイトは、自分たちではアプローチできないお客様にアプローチしてくれますから、手数料を払っても安い料金でプレー枠をバンバン出すゴルフ場もあります。一方で、ゴルフ場予約サイトには手数料ぶんを乗せたプレー料金を出すゴルフ場もあります」
ゴルフ場予約サイトに提供するプレー枠の数も、プレー料金も決定権はゴルフ場にあります。
「彼らはゴルフ場からプレー枠を提供してもらって、自分たちのユーザーに見せているだけですからね。でも、『引きが強いのは(プレー料金が)いくらくらいですよ』とか、『何枠くらい出したほうがウチのデータとしてはたくさん入りますよ』という営業は来ます」
「ただ、最終的な決定権はゴルフ場にありますから、『この値段以上はダメです』とか、『この日はプレー枠を出しません』という選択もあります。そうは言っても敵対関係ではありませんから、一緒にやっていきましょうというスタンスです」
「ゴルフ場予約サイトのユーザーさんは、予約で稼いだポイントを使って買い物をしたいという意向が強いですから、共存共栄というのが基本的な考え方です」
ゴルフ場を安い料金で予約したいのであれば、各ゴルフ場の自社予約サイトを利用するのが最適なのですが、ポイントを貯めて買い物ができるという点にメリットを感じてゴルフ場予約サイトを利用しているユーザーは多いでしょう。
ゴルフ場予約サイトが世の中に誕生する前は、各ゴルフ場に営業マンが数人から数十人単位で在籍し、人海戦術で集客を行なっていました。
今もそういう仕事をしている人はいますが、以前と比べて格段に減りましたから、人件費を削減してゴルフ場予約サイトに集客を依頼するゴルフ場が増えたということでしょう。
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February 02, 2022 at 04:21AM
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ゴルフ場は大手ゴルフ場予約サイトに手数料をいくら払っている? - Golf(イーゴルフ)
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