陸上自衛隊は、新型コロナウイルスに集団感染した女性自衛官がバスを貸切ったバーベキューツアーに出ていたことを明らかにし、感染が拡大した原因とみて調査を進めている。
陸上自衛隊によると、女性自衛官44人が9月26日に民間バスを貸し切り、朝霞駐屯地から埼玉県内まで移動して日帰りのバーベキューツアーに出ていたという。このツアーについて参加者は「親睦を深めるためだった」と説明している。
きょうの検査の結果、これまでに感染が判明した27人に加え、新たに1人の陽性が確認された。陸上自衛隊は、女性自衛官がバスの中でソーシャルディスタンスを取っていなかったことや、バーベキュー中にマスクをしなかったことなどで感染が拡大したとみて、今後対策を徹底し再発防止に努める方針だ。
（ANNニュース）
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