夏も電力不足といわれていましたが、この冬、国からの節電要請（協力願い）が、2022年12月1日～2023年3月31日まで出ている通り、そんなに電力に余裕があるわけではない状況です。
今回は、九州電力の江島さんに節電のポイントを教えていただきました。
暖房使用量の増加や国際情勢が懸念されるため、今冬は無理のない範囲での節電協力をお願いしています。
家庭でできる省エネ「節電のポイント」
１．エアコン
家庭における家電製品の一日での電力消費割合（冬季）が、3分の1を占めるのがエアコンなんです。
※資源エネルギー庁HPより
エアコンの温度は、室温が20℃になるくらいが適温
エアコン節約 得ポイント①
設定温度を21℃から20℃に下げることで、ひと冬で約1220円の節約
※外気温6℃で1日9時間使用した場合
エアコン節約 得ポイント➁
使用時間を1時間減らすことで、ひと冬で約930円の節約
エアコン節約 得ポイント③
フィルターを月に1～2回清掃することで、年間で約730円の節約
エアコン節約 得ポイント④
エアコンを使うと部屋は暖かくなりますが、窓からの冷気が入ってくることで部屋を冷やしてしまうため、エアコンの効率が下がってしまいます。そのためホームセンターなどに売ってある、断熱シートを窓に貼ると暖房効果アップ！
※1枚1000円程度 ホームセンターなどで購入できます
２．冷蔵庫
意外と知らない方もいらっしゃるのですが、冷蔵庫には温度の調節をするところがあります。
冷蔵庫節約 得ポイント①
温度調節を「強」から「中」に、年間で約1420円の節約
ただ、部屋の状況などによって、食べ物が痛まない温度というのがあったりするのでそこに注意は必要ですが、冬場は冷えた時期なので「強」されている方は「中」にすると良いそうです。
冷蔵庫節約 得ポイント➁
モノを詰め込みすぎると冷気の流れが悪くなってしまいます。
モノを詰め込み過ぎないことで、年間で約1010円の節約
※半分にした場合
冷蔵庫節約 得ポイント③
開閉時間を短くするのもポイントです！
３．照明
照明節約 得ポイント①
不要な照明は消すことで、年間で約450円の節電
照明節約 得ポイント➁
白熱電球をLEDランプに交換することで、年間で約2790円の節約
※54ワットの白熱電球から9ワットのLEDに交換した場合、資源エネルギー庁HPより参照
製品によってバラツキはありますが、白熱電球と比較してLED電球の消費電力は約5分の1～7分の1。寿命は約40倍と言われているためかなり効果的です。
４．テレビ
テレビ節約 得ポイント①
明るさ調節や省エネ設定などを活用することで、年間で約620円の節約
ゲーム後は電源を切る！
画面が暗くなるので忘れがちですが、ゲーム後はテレビの電源も切るのを忘れずに！
テレビ節約 得ポイント➁
テレビを観る時間を1時間減らすことで、年間で約380円の節約
東京電力 江島さん「電気を作る側としても、発電方法をバランスよく組み合わせて電気を供給し、トラブルのないような発電所の運営を心がけたいと思いますが、使っていただく皆様におかれても、ひと家庭ひと家庭できる節電をご協力いただければと思います」
今回ご紹介したポイント以外にも、九州電力HP・資源エネルギー庁HPにも家庭でできる節電方法を掲載しています。
そちらを是非参考にしてみてください。
【2023年1月23日放送 かちかちPress これってニューっす！より】
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