19日、東京 狛江市の住宅でこの家に住む90歳の女性が両手を縛られ死亡しているのが見つかり、警視庁は室内が荒らされていたことから強盗殺人事件として捜査しています。関東地方では今月、3人組が住宅に押し入り住人を縛るなどして現金を奪う強盗傷害事件が相次いでいて、警視庁はこれらの事件と関連がないかについても調べています。
19日午後5時すぎ、狛江市駒井町の住宅を「この家が強盗にねらわれているのではないか」という千葉県警からの情報提供を受けた警視庁の警察官が訪ねたところ、地下1階で住人の大塩衣與さん（90）が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。
大塩さんは、両手を結束バンドで縛られ顔から血を流していたほか、住宅の1階と2階では室内が荒らされて物色された跡があったことから、警視庁は強盗殺人事件として捜査しています。
この住宅に大塩さんと同居している息子夫婦と2人の孫は、19日朝の時点では全員が外出していて、出かける際、地下に大塩さんはいなかったということで、警視庁は、その後、被害に遭ったとみて調べています。
また、関東地方では今月に入り、茨城や神奈川などで刃物などを持った3人組が住宅に押し入り現金を奪う強盗傷害事件が5件相次いでいるほか、千葉では店舗をねらった3人組によるとみられる強盗傷害事件などが起きていて、これらの事件と関連がないかについても捜査しています。
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