さらに高い所、上空5000m付近では-42℃以下の寒気が北陸付近まで南下し、大気の状態が非常に不安定になります。雪雲が発達しやすいため、日本海側の広い範囲に強い雪を降らせるとともに、太平洋側にまで広がる見込みです。
24日(火)から北陸から山陰にかけて活発な雪雲がかかるとみられます。上空5000m付近を覆う寒気の中心の南側にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成され、短期間で一気に積雪が増加します。現時点では北陸の山沿いが最も雪が多くなるとみられ、100cm前後の新たな雪が降る予想になっています。また、山陰でも50cm以上の降雪となる所があり、近年ではなかったような大雪となる可能性があります。
日本海側では広範囲で鉄道の運転見合わせや道路の通行止めなど、生活に支障が出るおそれがあります。雪への備えは早めに進めるようにしてください。
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