Thursday, April 14, 2022

石川発・長野のソウルフード「ビタミンちくわ」発売70周年 4/17からキャンペーン 歴史の謎に迫る - PR TIMES

 

 
  • 誕生ストーリー in 石川・能登

大正時代、能登半島近海でアブラツノザメが大量に水揚げされた。能登ではサメを食べる習慣がないだけでなく、サメは漁網を切ってしまう厄介者。
そこで杉野作太郎(初代社長)が気仙沼から職人を呼び、1923年にアブラツノザメを使ったちくわの製造を始めた。その後、サメの肝油にビタミンがA,Dが豊富に含まれていることがわかり、1952年、サメを使ったちくわを「ビタミンちくわ」の名で発売した。
 

     
  • 船と荷馬車で長野へ
当時は戦後の食糧難。手軽に栄養が摂れるとして、石川だけではなく、海のない長野からも引き合いが多かった。七尾港から直江津港へ、そして荷馬車で長野県内へと運ばれた。長距離を衛生的に運ぶため、ちくわの穴に塩を詰め、炭火で乾燥させた木箱に入れるなど工夫した。ビタミンちくわは貴重な魚のタンパク源であり、塩まで手に入るとあって人気が高かった。

※​写真は長野を走る宣伝トラック(左)と当時のスギヨ社屋

 
  • 長野のちくわ文化

◆肉の代わり
煮物やおでんだけではなく、肉の代わりにちくわをカレーに入れることも。山小屋で毎日ちくわカレーを作っていた人曰く「むしろ、なぜ入れないの?入れるのが当然」とのこと。ビタミンちくわ誕生の地、石川県民も驚く食文化がある。現在も生産量の7割が長野で消費され「ビタちく」と親しまれ、その文化は受け継がれている。
 

◆黒部ダムとの関係
1956年から始まった世紀の難工事「黒部ダム」建設では、作業員の宿舎で「ビタミンちくわカレー」が出された。過酷な環境下で、唯一の楽しみが食事。中でも週に1度のちくわカレーは一番人気だったという。2021年11月、ビタミンちくわ誕生70周年を前に、黒部ダムのレストハウスで思い出のカレーを再現した。建設当時、ダム工事に命を賭けた間組の作業員と、同じ頃ビタミンちくわに人生を掛けたちくわ職人が、この日初めて対面。長野県民の方々とともに、当時の「ビタミンちくわカレー」を共に味わった。
 
  • キャンペーン概要


応募:
ビタミンちくわのパッケージに記載されている応募券(ビタちくワン)を必要枚数集めて、はがきで応募。またはレシートを集めてWEBで応募する

期間/景品:
・70枚コース 2022年4月17日~2023年3月20日
 能登の恵み定期便 10名様
(のどぐろ、甘鯛、コウバコガニ、能登牛など、5万円相当の定期便)
 外れても必ず当たるクオカード500円分

・5枚コース
 第一弾:2022年4月17日~8月31日 
 ビタちくワン特製クオカード(1,000円分)70名様
 第二弾:2022年9月1日~12月31日 随時発表
 第三弾:2023年1月1日~3月20日   随時発表 

対象エリア:石川、長野、新潟、富山、福井、愛知、岐阜
※一部商品のお取り扱いのない店舗もございます
※はがきはキャンペーンサイトからもダウンロードいただけます
 

  • どうして石川で作ったものが、長野のソウルフードなのか

ソウルフードと言えば、ご当地で作られ、食べられるものが一般的。そんな中、約250km離れた石川・七尾で作られ、手間と時間を掛けて長野まで運び、ソウルフードとして70年経った今でも生活に根付いているビタミンちくわ。そんな稀有なちくわの製造メーカーとして、「長野県の皆様には頭が上がらない」(この道50年のビタミンちくわ職人談)のはもちろんだが、どうしてこれほどまでビタちく愛を持っていただいているのかは、長年謎に包まれていた。
今年、誕生から70年の節目を通して、感謝を伝えるとともに、この謎を探るべく生活者とコミュニケーションを図る。その一つとして、キャンペーンのアンケート欄で「ビタミンちくわとの思い出」を募集。その声をまとめ、生の声と合わせて謎を解く手がかりとし、ビタミンちくわから見える長野、石川の食文化とのつながりを探る。
※写真は1977(昭和52)年、長野県を走るビタミンちくわの宣伝バス
​ キャンペーンサイト
https://www.sugiyo.co.jp/campaign/vitachiku_70th/
ビタちくタイムズ
https://www.sugiyo.co.jp/news/18065/
ブランドサイト
https://www.sugiyo.co.jp/brand/vitachiku.php
ヒストリー
https://www.sugiyo.co.jp/special/story/vitachiku.php
 
  • 株式会社スギヨ
1640(寛永17)年創業。能登・七尾で魚商を営んでいた杉野屋与作から始まり、明治に入って練り製品の製造を開始。1952年、戦後の栄養難の時代に「ビタミンちくわ誕生」。1972年、世界初のカニカマ「かにあし」を開発。2016年、うなぎ風蒲鉾「うな蒲ちゃん」発売。現在は、練り物を進化させるだけでなく、すり身を使わない商品開発や農業事業などにも取り組んでいます。
  •  お問合せ
担当:水越(広報)
TEL:0767-53-8404
E-mail:y-mizukoshi@sugiyo.co.jp
  •  企業情報
株式会社スギヨ
〒926-0835 石川県七尾市西三階町10号4-1
TEL:0767-53-0180(代表)
https://www.sugiyo.co.jp/

事業内容:水産練製品・加工品製造販売、冷凍魚塩干魚等の販売、惣菜類の製造販売、菓子製造販売、
水産練製品・加工品及び水産物の輸出入、食品の冷凍冷蔵業
従業員:750名
営業拠点:東京、名古屋、大阪、北陸、札幌、仙台、長野、広島、福岡
工場:商業団地・北陸(石川)、関東(茨城)、北海道、下関流通加工センター
グループ企業:SUGIYO U.S.A.,INC. 株式会社高浜、株式会社能登半島、マルタスギヨ株式会社
美野里デリカ株式会社、株式会社山崎水産

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April 13, 2022 at 02:00PM
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