総務省統計局が全国の約4万世帯の世帯員を対象に毎月実施している「労働力調査2020年5月分」結果によると、2020年5月の完全失業者数は198万人。前年の同月と比較すると33万人(20.0%)の増加となり、4か月連続で増えています。 依然として予断を許さない状況がつづくコロナ禍により、国民の生活が深刻な状態に陥っていることが読み取れます。失職や減収など先の見えない不安だらけの現状において、頼りになるのはやはりお金。生きていくうえで避けては通れないマネーの問題について、貯蓄という側面から考えていきましょう。
コロナ禍の影響が色濃く
同調査の内容をくわしく見ていくと、宿泊業、飲食業、生活関連サービス業、娯楽業などの業種で就業者数の減少が顕著なことがわかります。コロナ禍による営業自粛・客の減少などによる売り上げの大幅な低下が、従業員の解雇につながったと考えられます。 また雇用形態という観点で見ると、正規の職員・従業員数が前年同月比1万人(0.0%)の減少だったのに比べ、非正規の職員・従業員数は61万人(2.9%)減り、3カ月連続で減少しています。正規雇用とくらべ賃金が低く、有期雇用であるなど、もともと安定性が低いとされる非正規雇用者に大きくしわ寄せが及んでいる実態が浮かび上がってきます。 今回のコロナ禍のように、急に職を失って収入が途絶えたとき、頼りの綱となるのが貯蓄。実際ほかの人はどの程度貯蓄しているのかという疑問は、非常に気になるテーマですが、親しい間柄であってもお金の話はしにくいのが心情ですよね。そこで、2020年5月に公表された総務省統計局の家計調査報告の内容を見ていきましょう。
40代 50代 60代 世代別平均貯蓄額について
総務省が全国約9,000世帯を対象に毎月実施している家計調査からまとめた「家計調査報告(貯蓄・負債編)2019年平均結果」によると、40代、50代、60代の世代別平均貯蓄額は下記のとおりです。 40~49歳 1,076万円 50~59歳 1,704万円 60~69歳 2,330万円 60代は40代の2倍以上の貯蓄額となっているのがわかります。一方、負債の方はどうなっているのかみてみましょう。 40~49歳 1,124万円 50~59歳 652万円 60~69歳 250万円 40代の世帯では負債現在高(1,124万円)が貯蓄現在高(1,076万円)を上回っており,負債超過となっていることがわかります。40代はちょうどマイホーム取得による住宅ローン借り入れの時期であり、一時的に貯蓄額が減る世代と考えられます。 一方、60代以上は住宅ローンの返済が終了すると同時に、相続や退職金の受け取りがある家庭が多いため、純貯蓄額(貯蓄現在高-負債現在高)が多くなり、余裕が出てくる世代といえます。
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September 05, 2020 at 06:16PM
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40代、50代、60代「みんなの貯金」はいくら?迫りくる老後にどう立ち向かう?(LIMO) - Yahoo!ニュース
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