各地で相次いだ強盗事件のうち、ことし1月に川崎市で起きた事件に関わった疑いがあるとして、東京や千葉の事件で、すでに逮捕されている19歳の容疑者など4人が強盗傷害などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのはいずれも都内に住む職業不詳の19歳の容疑者3人と、自称会社員の溝江悠樹容疑者(21)のあわせて4人です。
警察によりますと、4人はことし1月、川崎市宮前区の住宅に押し入り、この家に住む70代の女性を殴ったうえ、粘着テープで手足を縛り、現金1万5000円や貴金属など310万円分を奪ったとして強盗傷害などの疑いが持たれています。
4人のうち19歳の容疑者3人はことし1月、東京 北区で起きた強盗傷害事件や千葉県市川市で起きた強盗事件で逮捕されていて、警察が周辺の防犯カメラの捜査を進めた結果、川崎の事件にも関わった疑いがあることが分かったということです。
また、3人は関東の1都5県で発生した16件の強盗や窃盗などの事件にいわゆる闇バイトを通じて関与した疑いがあるとみられ、警察が詳しいいきさつやグループの実態の解明を進めることにしています。
警察の調べに対し逮捕された4人のうち、1人は容疑を認めていますが、残りの3人は黙秘したり否認したりしているということです。
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