プチプチの食感とうま味が魅力的な「イクラ」。高級食材としても知られるが、意外な場所で堪能できる地域があると話題になっている。 【画像】これが学校給食!?標津町の献立をもっと見る それが、北海道東部に位置する標津町。ここでは学校給食に登場するという。標津町在住で教師をしているTwitterユーザー・NGさん(@nagi0467)が投稿した一枚がこちらだ。 白米を敷き詰めた丼の上に、イクラがこれでもかと乗せられていて、油断するとこぼれてしまいそう。飲食店で出てきても納得してしまうほどのボリューム感だ。 給食なのでもちろん、その他のおかずや汁物までついていたという。これにはNGさんも思わず「道東すごすぎ…」とコメントしていて、ネットでは「給食が食べられる年齢に戻って移住したいです…」などと、羨む声も相次いでいる。 標津町のホームページによると、町内の給食は小学校が1食242円、中学校が1食272円で提供しているとのこと。ネットでも「給食費はいくらになるんですか?」との反応もあったが、イクラ丼はいつどんな時に食べられるのだろうか。
標津町は“鮭の聖地”だった
標津町学校給食センターの担当者にいろいろ聞いてみると、町の歴史が関係していた。 ーー給食でイクラが食べられるのは本当? 本当です。日本の記念日には11月11日に「鮭の日」というものがあり、標津町ではこの日を「ふるさと給食の日」として、年に一度、イクラが給食に登場します。イクラは標津町水産加工振興協会から無償でいただいていて、取り組みは1998年から始まり、2021年で24回目です。 ーー給食で提供するようになった目的を教えて。 地場の水産加工製品(醤油イクラ)を学校給食に無償で提供し、子どもたちに地元の基幹産業並びに特産品を再確認してもらうことを目的としているようです。標津町はサケの漁獲高が全国一を誇ったこともあり“鮭の聖地”とも呼ばれています。 ーーイクラはどのように提供される? 衛生面の関係もあり、提供するのはイクラを醤油漬けにしたものとなります。学級の人数に合わせて届けて、スプーンで取り分けて盛りつけるような形になります。 ーー味や風味はどんな感じ? ほどよい塩加減で子どもたちも食べやすいです。鮮度が良いからなのかもしれませんが、一粒一粒に張りがあって生臭さも感じません。粒が口の中ではじけるような感じですね。
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November 29, 2021 at 09:31AM
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北海道標津町では学校給食に「イクラ丼」!? 別の日にはホタテ料理も…担当者「教室から歓喜の声が聞こえます」(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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