2020年09月22日19時21分
【ベルリン時事】韓国科学技術情報通信省の鄭炳善第1次官は22日、ウィーンで行われた国際原子力機関(IAEA)総会に寄せたビデオ声明で、東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出に懸念を示した。「世界の海洋環境に大きな影響を与える可能性がある」と述べ、放出を決定する前に日本は韓国や国際社会に説明すべきだと主張した。
鄭氏は海洋放出について、IAEAが関与する形で中長期の環境へのリスクなどの「徹底的な調査」を行うよう求めた。
処理水をめぐっては、井上信治科学技術担当相が21日、総会での声明で、海洋か大気への放出という選択肢に関し、IAEAから「技術的に実現可能で、国際慣行に沿っている」との評価を受けたと表明。IAEAの助言に従って方法を検討し、国際社会にも説明する意向を示していた。
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