Thursday, February 15, 2024

みさき投資・中神康議氏「ガバナンス改革、形式をいくら積んでも実質には至らない」 - 日経ビジネスオンライン

「ガバナンス改革は大きな難所に。形式を積んでも実質には至らない」

 この10年、進んできたガバナンス改革。うねりはいまや「形式から実質へ」と進化し、その一丁目一番地は「最高経営責任者(CEO)の選解任」にあるといわれる。

 ガバナンスの中心概念が「監督と執行の分離」にあるならば、実質を評価するモノサシとしては取締役会がCEOをどれほど「正しく選任」し、どれほど「正しく解任」しているかをみることが適切だろう。

 筆者自身は、日本取締役協会コーポレートガバナンス大賞と経済産業大臣賞の選考委員として優れた事例の分析と表彰にかかわってきた。その経験からすると選任のほうは確かに変わり始めた。「昭和型選任」(社長から「次を頼む」と言われ、「青天の霹靂(へきれき)」と答え、妻に相談して覚悟を決めた……的な物語)は遺物になりつつある。

この記事は有料会員登録で続きをご覧いただけます

残り819文字 / 全文1187文字

日経ビジネス電子版有料会員なら

人気コラム、特集…すべての記事が読み放題

ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題

バックナンバー12年分が読み放題

この記事はシリーズ「賢人の警鐘」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

Adblock test (Why?)



"いくら" - Google ニュース
February 15, 2024 at 10:00PM
https://ift.tt/dn4sebQ

みさき投資・中神康議氏「ガバナンス改革、形式をいくら積んでも実質には至らない」 - 日経ビジネスオンライン
"いくら" - Google ニュース
https://ift.tt/4Yk1Ula
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Share:

0 Comments:

Post a Comment