Thursday, March 23, 2023

学校教育推進監に中村氏 県教委と岡山市教委人事異動:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル

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 岡山県教委と岡山市教委は24日、2023年度の人事異動を発表した。少子化に伴う県立高の再編(統廃合)議論が進む中、入学者の確保に向けた学校の魅力づくりを指揮する県教委の学校教育推進監に中村正芳高校教育課長を起用する。異動規模は県教委が教職員2531人、行政職358人、岡山市教委は教職員823人。総数は前年度比208人減の3712人となった。発令は4月1日付。

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 県教委の異動は校長225人、副校長39人、教頭178人、主幹教諭72人、指導教諭83人、教諭等1741人など。行政職は部長級2人、次長級6人、主管課長級16人、課長級44人。管理職の女性比率は教員が28・2%(前年比0・7ポイント増)、行政職は20・8%(4・0ポイント増)となる。

 学校教育推進監は教育の情報化と県立高校の魅力化を図る次長級ポストで21年度に新設された。中村氏は県立高再編の指針となる「県立高校教育体制整備実施計画」の策定に携わっており、適任と判断した。現職の川上慎治氏は赤磐市立磐梨中校長に配置する。

 教育次長(2人)のうち、1人は引き続き文部科学省から登用。梅崎聖氏の後任に同省総合教育政策局国際教育課国際調整企画官の田中秀和氏(47)が就く。

 不登校対策として、小中学校に行きづらさを感じる児童生徒を対象とした専用教室の設置校を15校増やして43校とする。県北初の義務教育学校「旭学園」(美咲町)が4月から開校するのに伴い教職員26人を配置する。

 主な高校長では操山に藤岡隆幸・和気閑谷高校長、芳泉に丸山浩・高梁高校長、倉敷南に平野わかば・総社高副校長が就く。退職校長の再任用は6人。

 岡山市教委は校長72人、副校長16人、教頭47人、主幹教諭26人、指導教諭15人、教諭565人など。女性管理職は前年度比1・9ポイント減の30・5%となる。

 定年などで168人が退職する一方、過去最多の164人を新規採用する。不登校対策として吉備、岡南、庄内の3小に、学級に行けず学校の別室で過ごす児童を対象にした「校内支援教室」を新設。専属の教員を1人ずつ配置し、学級への復帰に向けた支援策の調査研究にもつなげる。

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