6月としては観測史上初めて40度を超える地域が出るなど、猛烈な暑さに見舞われた25日の日本列島。梅雨時にもかかわらず、真夏さながらに噴水に涼を求める親子連れや、アイスクリームを頬張る若者の姿が見られた。一方、熱中症による搬送も相次ぎ、気象庁は注意を呼びかけている。
群馬県伊勢崎市は午後3時頃に40・2度を観測。同市中央町のかき氷店「富田屋
気象庁によると、25日は全国474地点で最高気温が30度以上となり、このうち64地点では猛暑日(最高気温35度以上)となった。関東甲信地方の内陸部は特に厳しい暑さとなり、伊勢崎市のほかにも、同県桐生市で39・8度、栃木県佐野市39・7度、埼玉県鳩山町39・2度などとなった。
これまで6月で最も暑かったのは、2011年6月24日に埼玉県熊谷市で観測した39・8度。同市もこの日は今年最高となる38・4度を記録した。JR熊谷駅前でアイスクリームを食べていた大学1年の女性(18)は額の汗を拭いながら、「アイスが5秒で溶けた」と話した。
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