九州北部と山口県では、夜の暗い時間帯に線状降水帯が発生するおそれがあります。
暗くなってからの避難は危険が伴うほか、夜の寝ている間に状況が急激に悪化すると避難が手遅れになることもあります。
九州を中心に記録的な大雨となった2020年7月の豪雨災害では夜間に線状降水帯が発生し、熊本県では球磨川が氾濫して流域で50人が死亡したほか特別養護老人ホームや住宅が浸水したり流失したりました。
過去の線状降水帯のおよそ8割が、夜から朝にかけて発生したという分析結果もあり、暗くなる前に備えを終えておくことが大切です。
自分が住んでいる場所はどのような災害のリスクがあるのか、ハザードマップで確認してください。
災害のリスクがある地域に住んでいる人は親戚の家など安全な場所へ移動しておくと安心です。
ハザードマップには避難所の場所も載っています。
あらかじめ安全なルートを確認するとともにこまめに気象情報や自治体からの情報を確認し、避難するタイミングを検討してください。
夜、自宅で過ごす場合は土砂災害や浸水に備え2階以上の斜面から離れた部屋で過ごすようにしてください。
やむをえず暗い時間帯に避難する際は、斜面や川の近くを避け、雨の降り方や足元に注意しながら移動してください。
また、過去の災害では高齢者や障害者など自力での避難が難しい人たちが犠牲となるケースが相次いでいます。
高齢の家族が離れて暮らしている場合には、電話をかけて呼びかけると避難につながりやすくなります。
住民どうしの声のかけあいが早めの避難につながったこともあり、周囲にも目配りしてください。
からの記事と詳細 ( 九州北部・山口 きょう午前にかけ線状降水帯のおそれ 警戒を | NHK - nhk.or.jp )
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