Sunday, July 10, 2022

なぜ維新が比例票で野党1位に? 不毛の地での「したたか戦略」 - 毎日新聞 - 毎日新聞

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日本維新の会公認で参院選の比例代表に立候補し、街頭演説する後藤斎・前山梨県知事(右)。維新の馬場伸幸共同代表も駆け付けた=山梨県甲斐市で2022年6月27日午後0時5分、澤俊太郎撮影
日本維新の会公認で参院選の比例代表に立候補し、街頭演説する後藤斎・前山梨県知事(右)。維新の馬場伸幸共同代表も駆け付けた=山梨県甲斐市で2022年6月27日午後0時5分、澤俊太郎撮影

 参院選(10日投開票)で日本維新の会は、比例代表の得票数で立憲民主党を上回る「野党1位」の座を獲得することになった。その背景には、したたかな戦略があった。結党からまだ10年という政党が、いかに全国で票を掘り起こすことができたのか。

地元では知られた人

 「もう一度、原点に返って日本を大改革したい」

 参院選がスタートしてから6日目の昼下がり、果樹栽培が盛んな山梨県甲斐市。人口7万人ほどの山梨第2の都市で、維新の比例代表公認候補がマイクを握った。

 後藤斎(ひとし)氏(64)。農林水産省のキャリア官僚を経て、2000年から旧民主党で衆院議員を4期務めた。旧民主党政権では副内閣相や文部科学政務官を歴任している。

 全国で後藤氏のことをすぐに分かる人は少ないかもしれない。だが、山梨県民にはおなじみの顔だ。後藤氏にはもう一つ、「前山梨県知事」という肩書がある。15年に初当選し、再選を狙った19年の知事選で敗れるまで、1期4年を務めた。「地元限定」ともいえる抜群の知名度を生かし、選挙戦では山梨県を集中的に回る活動を展開した。

後援会を持つ人たちに門戸

 大阪が発祥の維新は、21年衆…

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