Wednesday, July 20, 2022

栃木県内最多1783人感染 前週比2・5倍 クラスター新たに2件 新型コロナ|県内主要,社会|下野新聞「SOON」ニュース|新型肺炎-COVID19-|下野新聞 SOON(スーン) - 下野新聞

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栃木県と宇都宮市は20日、新たに1783人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これまで最多だった2月15日の1105人を678人上回り、過去最多を大幅に更新した。前週の同じ曜日に比べ、約2・5倍と急増。オミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりによる流行の第7波に歯止めがかからず、県は警戒を強めている。県内の累計感染者数は10万3999人となった。

 新規感染者は10歳未満~100歳以上の男女。40代以下が78%を占め、10代が304人、10歳未満が293人、30代が285人、40代が270人などと続く。クラスター(感染者集団)が新たに2件発生し、大田原市内の高齢者施設で職員4人、利用者7人、佐野市内の病院で職員4人、患者2人が感染した。

 福田富一(ふくだとみかず)知事は20日、「新規感染者数がどの程度まで増加するか見通せず、今後の状況を危惧している。医療逼迫(ひっぱく)に至った場合には行動制限をお願いする可能性もある」などとコメントを出した。

 福田知事は15日の記者会見で、現在の感染状況が続けば今月下旬にも新規感染者数や病床使用率が第6波のピークを上回る恐れがあると指摘していた。19日現在の病床使用率は24・1%で、6波のピーク(2月16日、43・9%)までは至っていないが、コロナ以外の医療に大きな支障が生じかねないとされる20%を超え、上昇し続けている。

 7波による感染者の急拡大を受け、県は16日、警戒度を5段階で真ん中の「レベル2(警戒を強化すべきレベル)」に引き上げ、無症状者対象の無料検査を再開した。24日には確保病床数を現状の「フェーズ1」(363床)から「フェーズ2」(451床)に引き上げる。今月中に県央の臨時医療施設(33床)を再開し、その他の施設も開設に向け準備を進める。

 20日時点の入院者は149人、宿泊療養者413人、自宅療養者(療養先調整中含む)6748人、重症者2人。

 【20日の市町別感染者数】

 宇都宮市453人、鹿沼市146人、栃木市136人、足利市130人、小山市129人、那須塩原市121人、真岡市、大田原市、下野市各76人、日光市67人、佐野市63人、さくら市、壬生町各38人、高根沢町29人、那須烏山市27人、芳賀町、市貝町各21人、那珂川町18人、上三川町、野木町各15人、矢板市14人、那須町12人、益子町11人、茂木町7人、塩谷町2人、県外42人

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