Saturday, May 7, 2022

日本サルヴェージの無人潜水機が到着、飽和潜水の事前調査へ…乗客家族には社長が初の補償説明 - 読売新聞オンライン

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 北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、海上保安庁が海中の捜索を委託した民間作業船「新日丸」が7日、網走港(北海道網走市)に到着し、事故現場海域に向かった。8日以降、水中カメラを搭載した無人潜水機を遠隔操作し、水深約115メートルに沈んだカズワンの船体を調べる。

 第1管区海上保安本部(北海道小樽市)などは、7日も行方不明者12人の捜索を続けたが、新たな手がかりは見つかっていない。

 海保は、深い海に潜水士が潜ることができる「飽和潜水」の技術を持つ「日本サルヴェージ」と契約。同社が運用する作業船「新日丸」(全長61メートル、697トン)は、太平洋戦争で沈没した戦艦などの探索で実績がある。無人潜水機から解像度の高い画像を送ることができ、飽和潜水に向けた事前調査を行う。

 カズワンの運航会社「知床遊覧船」(北海道斜里町)は7日、乗客の家族に対し、事故の補償に関する説明会を初めて開いた。国土交通省の現地対策本部によると、オンラインを含めて約40人が参加。冒頭で桂田精一社長(58)が謝罪し、会社側の弁護士から、葬儀費や交通滞在費などの補償や、同社が事故に備えて1人上限1億円の賠償責任保険に加入していることなどが説明されたという。家族からは、会社の連絡先や保険会社の名前などの質問があり、弁護士は家族ごとに個別の相談にも応じた。

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