2021年07月13日19時28分
【北京時事】中国外務省の趙立堅副報道局長は13日の記者会見で、安定した台湾情勢の重要性に言及するなどした日本の2021年版防衛白書に「強烈な不満と断固たる反対」を表明した。その上で「中国はいかなる国も台湾問題に手出しすることを断じて許さない」と強調した。
「台湾情勢の安定」初明記 中国海警、国際法に違反―米中バランス変化も・防衛白書
白書は中国海警船による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海侵入を非難したが、趙氏は尖閣諸島が「中国領土の不可分な一部」だとして中国側の活動を正当化。中国の海警法に関しては日本を含む諸外国が類似の法律を制定していると述べ、「日本のうそつき外交やダブルスタンダード(二重基準)は終わりにしよう」と要求した。
さらに趙氏は「中国の内政に乱暴に干渉し、中国の正常な国防建設や軍事活動を不当に非難し、中国の脅威を誇張している」と対日批判を展開。白書は「自由で開かれたインド太平洋」構想を踏まえた日米などの安全保障協力にも触れたが、趙氏は「集団的対抗の推進が趣旨で、ごみの山に捨てられるべきだ」と主張した。
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