滋賀県守山市の中学校で、クラス分けに配慮が足りなかったとして、始業式を取りやめ、クラス分けをやり直したことがわかりました。
守山市教育委員会によりますと、守山南中学校は、先週5日（金）、新3年生の11クラス、381人に対し、新年度のクラス分けを発表しました。しかし、人間関係に問題がある生徒同士を同じクラスにしていたことが、保護者からの指摘で分かり、学校側はクラス分けをやり直すため、始業式の8日、3年生全員を臨時休校とし、保護者説明会を行いました。
9日は、元の2年生の時のクラスで登校し、学年集会で説明や謝罪を行ったうえで、10日に新たなクラス分けを発表するということです。
新学期が始まった段階でのクラス分けのやり直しは異例で、市の教育委員会は、「原因究明や再発防止に取り組んでいく」とコメントしています。
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