大学進学を考えるうえで気になるのが、必要となる費用だ。新型コロナウイルスの感染拡大で世帯収入が減少し、学び続けられるのか不安を感じる家庭も多いかもしれない。入学金や授業料のほかに、どのくらいお金が必要になるのか確認し、奨学金の活用なども検討したい。
受験シーズンに突入するとまず、必要になるのが出願費用。大学入学共通テストの受験料は1万8千円、国公立大2次試験が1万7千円。私立大の一般方式は1校1学部当たり3万~3万5千円で、共通テスト方式の場合1万~2万円程度となる。
全国大学生活協同組合連合会の「2021年度保護者に聞く新入生調査」によると、出願費用の平均は12万9850円。本命校の合格判明までに滑り止め校の入学資格を得ておくため、入学金を納めることもある。入学しなかった大学への納付金の平均額は28万7550円だった。
昨年度はコロナ禍という異例の年だったこともあり、受験から入学までの費用面で予定と違って困ったこととして、「教科書や教材、パソコンの費用が高かった」(36・2%)との回答を選択する動きが目立った。また、「オンライン授業のために購入するものが多かった」(11・4%)という意見も目立った。
出願から入学までに必要となる総額は、国公立大学の文系学部に自宅から通うケースで平均約140万円と最も安く、最も高いのは私立医歯薬系学部の下宿生で平均約316万円だった。
必要な金額がそろわないからといって大学進学をあきらめる必要はない。国の高等教育の修学支援新制度の一つで、日本学生支援機構の「給付奨学金」は学力面、家計面での採用基準が設けられているものの、返済義務がないため、条件に合うかどうか確認を。進学先が決まっていない段階でも申し込める「予約採用」と、入学後の毎年春と秋に募集される「在学採用」がある。(木ノ下めぐみ)
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January 27, 2022 at 05:00AM
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