奈良市は3日、国から新型コロナウイルスワクチンの十分な供給が見込めないとして、予定していた接種の予約を一時停止すると発表した。59歳以下の集団接種、医療機関での個別接種で新規の予約ができなくなる。再開のめどは立っていないという。
発表によると、集団接種は、6日から開始を予定していた59歳以下の予約を延期する。すでに予約が始まっている60歳以上については、8月15日までの接種枠が埋まり次第、予約の受け付けを取りやめる。
個別接種は、年齢を問わず、4日から予約を停止する。市は、各医療機関で供給量を上回る予約が入っていないかを確認し、ワクチンの配分について検討する。
この日、市とともに記者会見した奈良市医師会の国分清和会長は、「予約したにもかかわらず、ワクチンが打てないという状況は避けたいが、市の調査結果によっては延期しなければいけない人も出てくるのではないか」と危惧した。
市は59歳以下の対象者約16万9000人に接種券の郵送を始めたが、当面は高齢者や障害者らの2回目の接種を優先する。市は「国や県と協力して一日も早くワクチンを確保し、接種を進めたい」としている。
からの記事と詳細 ( 国から供給見込めず…奈良市は59歳以下の接種予約延期、再開のめど立たず - 読売新聞 )
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