
政府は8日、新型コロナウイルスワクチンの接種を行う企業や大学からの申請の受け付けを始めた。同日午後5時現在、414会場の申請があった。多くは6月21日の接種開始を予定しているが、前倒しを検討している企業もある。 【写真】ワクチン希望率、説明の仕方でこんなに変わる
申請に問題がなければ、政府からワクチンや専用冷凍庫が届けられる。接種には米モデルナ製のワクチンが使われる。
JR東日本は8日、21日からワクチン接種を始めると発表した。東京都と仙台市に会場を設け、鉄道運行に必要な社員に接種する。1日あたり約300人、年内に約2万2000人に接種する計画だ。深沢祐二社長は記者会見で「鉄道事業を安定的に運営するうえで、ワクチン接種を早めることは意味がある」と述べた。
日本航空(JAL)は、羽田空港内にある会議室で、国際線のパイロットや客室乗務員などから、優先的に接種するという。関西電力は、大阪市内の本店と、福井県内の原子力発電所で働く従業員とその家族を対象に、接種を行う。
SOMPOホールディングス(HD)、ANAHD、阪急阪神HD、三井不動産、ソフトバンクグループ、楽天グループ、サントリーHDなども、8日に職場接種を申請した。企業の接種予定人数を合算すると、70万人を上回る。このほか、トヨタ自動車やホンダ、キヤノンなども前向きに検討している。
大学でも学生や教職員への接種を進める動きが拡大している。
8日午後6時までの読売新聞の取材に対し、医学部のある大学を中心に、国公私立の大学49校が、学生や教職員らへ接種を実施する意向や計画を明らかにした。対象者の合計は46万人を超え、一部大学では、近隣住民への接種も検討している。
からの記事と詳細 ( 職場接種の受け付け開始、大学も…初日は414会場の申請(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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