河野行政・規制改革相は１８日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルスワクチンについて「９月末までに（国内すべての）接種対象者分を供給する」と述べ、米製薬大手ファイザーから早期に追加供給を受ける考えを示した。
接種対象は１６歳以上で、約１億１０００万人に上る。政府は同社と、年内に７２００万人分（１人２回接種で１億４４００万回分）の供給を受ける契約を結んでいた。河野氏は「年内を、第３四半期（９月末まで）に持って行きたい。（追加供給の）回数の詳細はまだ言えないが、１６歳以上はカバーできる」と述べた。
菅首相は１７日、訪問先の米国で、同社のアルバート・ブーラ最高経営責任者（ＣＥＯ）と電話会談し、同社製のワクチンの追加供給を要請していた。発表によると、ブーラ氏は「追加供給に向けた協議を迅速に進める」と応じた。
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