２３日午前５時頃、堺市西区築港浜寺町の阪神高速湾岸線上り線で、路肩付近に停車中の高所作業車にトラックが衝突し、付近にいた作業員が巻き込まれた。大阪府警によると、作業員の男性１人が死亡、トラックを運転していた男性と、作業員３人が重軽傷を負っているという。
府警高速隊によると、現場は片側２車線で、見通しのよい直線。２２日午後１０時頃から、作業員８人が、道路状況などを監視するカメラを支柱に設置する工事をしていた。走行車線を約１キロにわたって規制し、３台の作業車を路肩に寄せて作業していたところ、後方からトラックが突っ込んできたという。高速隊が、トラックの運転手から事情を聞くなどして詳しい事故原因を調べる。
阪神高速によると、この事故の影響で、上り線高石―出島間の約３キロが約３時間半、通行止めになった。
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